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【初夏の青森旅(その16)】十和田市現代美術館(前編) [ ・東北エリア]

2022年5月の青森旅行も十和田市現代美術館でいよいよ最終章となりました!

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■十和田市現代美術館
プロポーザルにより美術館設計者として選ばれた西沢立衛氏により2008年に
開館しました。

「アートのための家」と言うコンセプトで各展示室を独立配置させ、それらを
ガラスの通路で結ぶ構成とすることで、アート作品に合わせた建築空間を
作っています。

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作品名:スタンディングウーマン/ロン・ミュエク
例えばこれ!

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高さ4m近い女性の立像です。
他の入館者の方と交代で撮影してもらったものですが、身長179cmの自分と
比較してもその大きさが良く分かると思います。

このアートを見るためには、この天井高と引いてみるための床面積が必要になる
わけですが、他の作品が無いためその作品だけを純粋に楽しめます。


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展示室をつなぐガラスの通路
コンセプト通り、大きな芝生広場の敷地に展示室が散らばっていて回遊しながら
各展示室を回ります。

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作品名:夜露死苦ガール2012/奈良美智
青森県立美術館の「あおもり犬」の作者でもある奈良美智氏の個展が2012年に
開催された際に制作された巨大壁画だそうです。

シンプルな絵ですが、とても印象に残る個性的な画風ですね。

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作品名:不明/作者:不明
とてもインパクトがあったので撮影したものです。

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日本の道百選に選ばれた「官庁街通り」からエントランス広場越しの全景
ナルホド!この建築が有名になった理由が良く分かります。


次回、後編では草間彌生ワールドを楽しめる美術館対面のアート広場を中心に
ご紹介したいと思います。



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【初夏の青森旅(その15)】奥入瀬渓流で貴重体験! [ ・東北エリア]

2022年5月の青森一人旅最終日は、十和田市現代美術館をメインとしました。
モダン建築物好きならご存知、SANAAの共同代表、西澤立衛氏による設計。
帰りの青森新幹線までの時間を考えると、即向かいたいところですが、
一方で奥入瀬渓流をもう一目目に焼き付けておきたくて午前の1時間だけ、
奥入瀬渓流を散策することにしました。

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■奥入瀬渓流館駐車場最寄りの入口
この日は奥入瀬渓流の下流側起点にある、奥入瀬渓流館に車を停めて30分で
往復できる範囲で散策をしました。

30分ほど歩き、そろそろ戻ろうと思って下りながら紫明渓付近で写真撮影を
していたところ、足元からの「ギャウ!」と言う鳴き声に驚き、大きく飛び退き
ました!


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フキの根元に何か野生動物がいる・・・
イヌじゃないしタヌキでもない。見たことが無い野生動物でした。

時間が無いため写真を2枚だけ撮影して駐車場に戻り、奥入瀬渓流館のスタッフに
写真を見せて「吠えられましたけど何か分かりますか?」と聞いてみました。


「ああ~、これはアナグマですね!
 中々見られないですからラッキーでしたね♪
 私達も鳴き声は聞いたことないですよー!」

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■名物?苔ソフト(笑)
年間を通して、湿度が高い奥入瀬渓流には多種多様な苔が自生しています。
苔を模した抹茶をソフトクリームに掛けただけですが、面白かったのと
アナグマに出会えた記念に購入し、十和田市現代美術館へ向かいました。


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【初夏の青森旅(その14)】奥入瀬 森のホテル [ ・東北エリア]

2023年5月末の3泊4日一人旅最後の夜は「奥入瀬渓流 森のホテル」でした。
奥入瀬渓流沿いに唯一あるのは、星野リゾートの奥入瀬渓流ホテルでしたが、
一人旅では割高となるため、次回に妻と訪れる時に利用することにしました。

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■お待ちかねの夕食
ステイ客の殆どは夫婦か女性グループだったため、少し距離を置いた席を
用意してくれたのかもしれません(笑)

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■独りでコース料理
このホテルの売りはキュイジーヌ。
フランス語で「新しい料理」を意味するそうで、古典的なフランス料理ではなく
独創的なお料理を売りにしているわけです。

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■アミューズ
 左から竜飛岬産真だこのレモンマリネ
 中 ミニトマトのロースト
 右 青森県産本まぐろ

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■アントレ
 2色のアスパラ瞬間スモーク、ハモンセラーノ、十和田ハーブ野菜

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■食事
 ふきのとうのポワソン

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■魚料理
 八戸産イシガレイの白ワイン蒸し
 オランデーズソース
 十和田野菜

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■甘味
 マカロン
 青天の霹靂リ・オーレ
 八戸産苺 バニラアイス

独りで味わうのはちょっと寂しげでしたが、キュイジーヌとうたうだけあって
美味しかったです♪


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お部屋は一人では広すぎました(笑)


■ビックリエピソード
八甲田山麓の森に入ると木々の中から野鳥の様なセミの様な鳴き声が聞こえて
いたため、チェックアウトの際にホテルマンに聞いてみたところ、ナント、
ヒグラシ蝉とのこと!
ヒグラシと言えば、夏の終わりに鳴くセミと言う印象でしたから、初夏の5月に
鳴いているのが驚きでした。
去年が特別な訳では無く、八甲田山エリアでは通常のことだそうです。
きっと、夏が短い八甲田エリアでは初夏の訪れと共にペアリングしないと、
いけないからなんだと思いました。

初夏にヒグラシが鳴く土地。
旅物のミステリー小説に使えそうなエピソードだと思いませんか?


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【初夏の青森旅(その13)】奥入瀬渓流散策の後編 [ ・東北エリア]

2023年5月末の青森一人旅も残すは今回の十和田湖編十和田市立美術館編だけ
となりました。

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■奥入瀬渓流の起点の十和田湖
十和田湖の始まりは、20万~15万年前に火山が形成され、4万~1万3千年前の
大噴火によって中央部が陥没したことでカルデラ湖となりました。
最深部は327メートルと深く、水圧に耐え切れずに決壊して流れ出て奥入瀬川が
生まれました。

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■子ノ口(ねのくち)
この橋から向こうが十和田湖です。

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■奥入瀬川見返し
子ノ口の橋上から散策してきた奥入瀬川を見返した写真です。
汚濁物質の流入がとても少ないため、澄んで透き通った水色です。

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■子ノ口バス停
中央に走るのが国道102号線で茶色の建物が、JRバス東北が運営する子ノ口駅
休憩所です。
レンタカーを駐車してある石ヶ戸休憩所に戻るため、JRバスに乗るのですが、
次の最終便まで2時間弱、子ノ口周辺を散歩したり休憩所でソフトクリームを
いただいて待ちました。

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■カルデラ湖と外輪山
巨大噴火で陥没したとは言え、残った外輪山は600~1000メートルもあるそうです。
その勾配のまま、湖があるわけですから透明な水も深い青色になりますね。

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■子ノ口の遊覧船発着所
十和田湖の遊覧船は、ここ子ノ口と休屋間を50分掛けて遊覧できるようです。
十和田湖には2つの半島により3つの湾があり、それぞれ東湖、中胡、西湖と
呼ばれ、東湖側の発着所が子ノ口、西湖側の発着所が休屋となります。

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■十和田湖内から見た奥入瀬川
要するにここでカルデラ湖が決壊したわけですね~。

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■ようやくバスに乗車
奥入瀬渓流の右岸側を走る国道102号線をJRバスに乗って戻ります。
左側には奥入瀬渓流が流れるため、要所要所で観光アナウンスが流れたと
記憶しています。


一日中歩いて疲れたので、ホテルの温泉にゆっくり浸って身体をほぐし
美味しい食事を楽しみます。

次回は、青森で最後の宿泊地「奥入瀬 森のホテル」のリポートです。


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【初夏の青森旅(その12)】奥入瀬渓流散策の後編

奥入瀬渓流の写真は良いのがたくさんあり過ぎてかなり悩みましたが、
厳選に厳選を重ねて公開させていただいています。

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■白布(しらぬの)の滝
奥入瀬渓流は両側が切り立った崖になっていて、両岸のところどころで
支流が滝として流れ込んでいます。
白布の滝は、散策路から見ると渓流を挟んだ対岸にある滝でした。

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■写真の順番から恐らく「白銀の流れ」
水の流れた様子を表現したくて、スローシャッターで撮影しています。
撮影データは、絞りf14、シャッター速度1/4s、露出補正+2/3。
富士フィルムのX-T4は、ボディ内手ぶれ補正機能があるため、手持ち撮影でも
撮影し易かったです。

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■学生の群れ
高校生と思しき若者の修学旅行か遠足だと思われますが、羨ましい限りです。

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■お気に入りの一枚
高校生が集まっていた場所から下流側を撮影したお気に入りのワンカット。
iPad Proの待ち受け画面の背景に使用して、毎日眺めています。

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■昼食替わりのアップルパイ
お昼時に食べようと、下流にある「奥入瀬渓流館」で購入しておいたもの。
散策中はのんびりと昼食を摂る時間は無いと踏み、ベンチのある場所で休憩
がてらいただきました。
美味しくて翌日もリピート買いしてしまいました(笑)

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撮影データ:絞りf20、シャッター速度1/2、露出補正+1
散策ルートの橋上から撮影しています。

左側の国道103号の路面と水面の近さが良く分かると思います。

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■奥入瀬渓流最大の「銚子大滝」
動画の撮影もしました。かなりの迫力がありますが、お伝えできず残念!


銚子大滝を抜けてしばし歩くと、水源の十和田湖となります。
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次回は十和田湖の子ノ口(ねのくち)でバス待ちしている間に撮影した
写真をご紹介致します。

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