「創造性」について考えてみる [ ・プロデュースの仕事]
最近、「創造的であること」について考える機会が多くなりました。
というのも、仕事を一緒にする人によって、スピード、成果、質、楽しさが180度異なるからで、
それを分けるのが創造的であるかないか?だと常々感じているからです。
例えば、「この人の話は面白いなぁ~」と思える人は、とても具体性がありながら、
普通の人とは違うアイディアを出します。
また、そういう人との打合せには、あっけないほど時間を必要としません。
ものの1分も会話しなくても、こちらの考えていることを理解してくれ、言葉を発する際は、
すでに提案が盛り込まれているからです。
こういう相手の場合(極めて少ないですが・・・)、打合せに要した時間の殆どが雑談だったり、
未来に向けた面白そうな話に発展しているケースが多いです。
そして、創造性には「領域」があり、文章表現の領域だったり、二次元表現の領域だったり、
三次元表現の領域だったりします。
二次元の領域と言うのは、チラシとかポスターのような紙媒体が得意なこともあれば、
Web上だったりします。
三次元の領域はスケールによって違いますが、手の上に乗るようなプロダクト(製品)領域
だったり、製品でもヒューマンスケールを得意とする人。
建築でも内部空間が得意な人もいれば、空港や倉庫のような人体寸法を超える
空間把握が得意な人もいます。
一方で、音の広がりや聞こえ方、光や色の見え方に能力を発揮する人がいます。
その得意能力を仕事にすると、コピーライターになり、Webデザイナーやプロダクトデザイナー、
インテリアコーディネーター、建築家、カラーコーディネーター、サウンドデザイナー、ライティング
デザイナーという肩書きの職業になります。
また、その能力を深く鋭敏に研ぎ澄ませば、その道の専門家になり、洞察力と組合せ方に
長けていてビジネスの視点を持っていると、プロデュースが可能になってきます。
青竹
こんなことをツラツラと考えていたところ、小学4年の頃のある出来事を思い出しました。
簡単なクイズのようなものですから、興味のある方は一度考えてみてはいかがでしょうか?
その日、同級生のY山君と二人で遊んでいた時のこと、一本の青竹を見つけたY山君が
「これで弓矢を作ろう!」と言い出しました。
僕も面白そうだと思い、祖母の家の倉庫からノコギリを探し出して、僕が2本に切ったところ、
性格と風貌がややジャイアン似のY山君がサッと手を出し、穂先の柔らかい方(A)を取りました。
当時泣き虫で有名だった僕は「僕もそっち(A)が良い!」とは言い出せなかったのと、
そうなることが予見できていましたから、竹を切りながらも(B)で弓を作る方法を考えていました。
切り終えた時には、まだ結論は出ていませんでしたが、「何とかなりそうだな!」という
確信があったため、僕は残された固い竹棒(B)で弓を作ることにしました。
さて、ここで問題です。
1)小4当時のあなたは、(A)と(B)どちらの竹を選んだと思いますか?
2)その場合、どういう話し合いをしたと思いますか?
3)また、僕のように(B)を選んだあなたは、どうやって弓を作りますか?
子供の遊びですから使える道具は、小さな手ノコとナイフ、ハサミ程度。
作業時間は数十分。
弓の弦(つる)にはタコ糸を使用しました。
是非、小学生に戻って楽しみながら考えてみて下さい。
もちろん、正解はありませんしが、次回記事で僕が作った弓のイラストをアップしますから、
一度ご自身で考えてみて下さい。
返事やコメントがありましたら、是非ご応募下さい。
コメント覧に書くと面白くないと思いますから、自分の考えや同じ年頃のお子様のアイディアを
披露していただける方は、okkasa@gmail.com までメールして下さいね♪
ちなみに、僕は高校で弓道部に入部していましたから、今なら同じ道具を使っても
もうちょっと格好よく作る自信がありますよ(笑)
答えは・・・またお伝えします(笑)
by plusgate (2012-12-07 09:59)
●jun-arさん
nice、ありがとうございます。
●plusgateさん
plusさんだとどんなデザインにするのでしょうか?
実際、小四になることはできませんが気になりますねぇ(笑)
by 浜松自宅カフェ (2012-12-07 18:41)
●chihoさん、夢空さん、e-g-gさん
nice、ありがとうございます。
by 浜松自宅カフェ (2012-12-17 10:06)