あの木の高さが知りたい!&「森のたまご」の告知 [ ・「森のたまご」イベント]
先週末、昼食を食べるために小5の次女と出かけた際、自宅近くを通る
旧東海道マツ並木の内の1本を見て、ふと漏らした一言。
「あの木は高さどれくらいなんだろう?」
■国道257号(旧、東海道)高塚交差点
それがこのマツの木なんですが、僕自身も「知りたい!」と思ったことと、
実際に測ることで、その方法を導き出すプロセスを身につけてもらいたいと思い、
「今週1週間で、樹の高さを測る方法を考えてみよう♪」
と宿題を与えました。
この時点で、僕には2通りの具体的な手段が頭の中にあったのですが、
それを考え出せるか?また、考え出せなくてもどうやれば良いかを一緒に考え、
実際に測定することで教えようと思いました。
そして、、、1週間後の土曜日。
私「どう?考えた?」
次女「わからなかったから、お姉ちゃんに聞いてみた。」
私「そしたら何て言ってた?」
次女「近くにある電柱の長さを調べてみたら?電柱に書いてあるんじゃない?
って言われたけど、書いて無かった。。。」
私「そうかそうか!相談したし、ちゃんと調べたんだね?」
僕からの一方的な宿題にも関わらず、諦めずに相談したり、行動しているだけでも
良かったです。
その後で「どうしたらわかるだろう?」と質問したところ、こんな案を口にしました。
次女「私の身長が143cmだから、何倍かわかれば木の高さがわかる!」
私「そうだね!じゃ、それを画にしてみよう。
アイディアは絵にすることでより具体的になるからね。」
で、描かせた絵がコレです♪
説明としては、最初に地面の線を水平に描いて、樹の絵と次女の絵を描きなさい。
この方法は、高校物理の小林先生から「力学」の授業で学びました。
「力の流れを図示できれば、半分は解けたようなもの」
この教えは、一級建築士試験の構造力学で大いに活き、構造が得意分野となり確実に
点数を稼ぐ科目になりました。
話を元に戻しますが、既にわかっている物の何倍かがわかれば問題が解けることは
誰でもわかります。
しかし、既知のモノの何倍かを知る手段を導くことができないことが多いですね。
次女は、目測と言う手段で高さを測ることを試してみたわけですが、これをすることも
大きな意味があります。
仮説構築力
正式に測定する前に、どれ位の高さなのか?を想定できることが非常に重要で、
仮説構築力は実際のビジネスでは、こんな時に活用できます。
「今後の新築住宅需要とリフォーム需要を調べたい」
「都道府県毎の新築需要とリフォーム需要も知りたい」
ある企業の経営企画室長からの相談でした。
営業リソースの最適化を図るエリア戦略を策定するための参考として、公共の無料データを
活用し、都道府県毎の傾向をグラフ化し、一目でわかるようにして提供しました。
野●総研とか、船●総研、富●経済などの、いわゆる大手のリサーチ会社も同様の予測を
立てていますが、僕の場合は根拠明確にしていますし、過去の事例からも大きく外して
いないことで検証できています。
これは、住宅需要は何に紐づいているか?と言うことを推測できれば良いわけで、
そのデータとの相関を見れば、仮説の妥当性を証明することができます。
次女は将来、洋服のデザイナーになりたいと言っています。
デザイナーに必要なスキルは、絵による表現力はもちろん必要ですが、そのデザインを
実現するための手段を提示したり、流行を予測する能力、原価を見積る能力が有れば、
デザインが採用されるチャンスが生まれます。
そのためにこのような宿題を与え、一緒に考えるプロセスを経ることで、次女の
創造性を養おうと言う試みです。
実際の測定結果は、次回に公表致しますので、興味のある方は実際にやってみるか
手段をリアルに考えてみて下さい。
【イベント告知】第4回 森のたまご開催
日 時:12/12(土)13時受付け、13時半スタート(予定)
内 容:アケビ蔓採集とクリスマスリース作り
会 場:OMソーラー本社「地球のたまご」/浜松市西区村櫛町
参加費:1名300~500円
応 募:メール(okkasa@gmail.com)、コメント欄、電話にて
●jun-arさん、plusgateさん、今造ROWINGTEAMさん、AKIさん
nice、ありがとうございます。
by 浜松自宅カフェ (2015-11-24 23:04)
●Ujiki,oOさん、ネオ・アッキーさん、chihoさん
nice、ありがとうございます。
by 浜松自宅カフェ (2015-11-29 20:19)