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吹付け断熱工事の立会い [ ・薪ストーブのある家]

先週、金曜と土曜日は「吹付け断熱工事」でした。

これまでこの作業を見学することが出来なかったため、2日間見学させて
いただきました。

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■ビフォー
今回は、コストと性能のバランスから、日本アクアの吹付け断熱工事を選択する
ことになりました。
吹付け断熱の場合、筋かい部分にも断熱材が入りますし、隙間に密着し気密性を
高めることができますから、断熱性能には一定の評価があります。



DSCF8019.jpg
■作業中
初日の午前は、養生と材料の準備で半日。
それ以前に大工さんは、前日には片付けをしておかないといけません。
吹付け工事の親方から色々とお話しを伺うことができましたが、

「大工さんによって段取りやクセがありますね。
 ここはいつも大工さんから指名なので、やりやすいですよ。」



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■アフター
見る見るうちに断熱されていきますが、作業は見ると聞くでは大違い!

吹付け断熱は、主剤発泡剤を高圧の圧縮空気で吹付けるわけですが、作業性を
上げるために予め材料の温度を40℃程度まで温めておく必要があるそうです。

手元のガンには、これら3本のチューブが繋げられていて、床面から壁面、屋根面
に設計された厚みになるよう吹付けていく作業ですが、発泡時の反応熱で表面温度
は90℃を超える
ため、夏場の小屋裏は地獄とのこと。


こうして、毎月12~14件の各地の現場を渡り歩いているそうで、本当に頭が
下がります。
省エネ基準適合だけでなく、ZEHの普及で断熱材の厚さが厚くなり、一現場の
作業量が大幅に増えたのも頷けました。

今後は、もっと心して設計させていただこうと思いました!

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