建築基礎講座の受講で夫が変わった [ ・家づくり勉強会]
今年1月30日に開催した第6回建築基礎講座「思いを実現する住宅コンセプトの作り方」を
受講したWさんから熱ーーーいお礼メールをいただきました。
ご相談もあるとのことで、早速お会いしてお話しをお伺い致しました。
自画自賛するわけではないですが、第6回の内容は自分でもかなりイケてると思っていただけに、
大絶賛とも言える言葉に気恥ずかしくもとても嬉しかったです。
というのも、家づくりについてこれまで奥様にお任せ状態だったご主人が楽しみながらコンセプト
作りに加わり、ナント、平面プランがまとまり家づくりがグッと前に進んだとのこと。
「これまで色々な情報に振り回されて来ましたけど、コンセプトがまとまったお陰で
毎回コンセプトに立ち戻って確認することができるため、ブレなくなりました!!!」
そうなんです!
その感覚を掴んで欲しかったんですが、短期間でここまで進むとはさすがに僕も驚きました!
教えた通りに奥様一人でコンセプト作成シートに取組み、完成したそれをご主人に見せて
説明したところ、奥様曰く「ものぐさの夫が自分でやり始めたんです!」と
興奮気味に話してくれました。
「この感動を伝えて欲しい!もっとたくさんの人に受講して欲しい!」
「一方で、あまり知って欲しくないと言う気もあります・・・(笑)」
とまでおっしゃっていただけました。
本当にありがたいことです。
知ってしまった者の責務として、浜松自宅カフェBlogとひなたCAFEでの勉強会を始めた
わけですが、ここまで人の意識や価値観を変えることができるとは何より自分が驚きました。
折角の御好意ですから、いただいたメールを抜粋してご紹介したいと思います。
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こんにちは。
ご無沙汰しております。
ブログ楽しく拝見させていただいております。
さて、長きにわたりすったもんだしていた我が家の家づくりですが、ググっと進みました。
(そんな気がするのです。)
講習会で教えていただいた、コンセプトづくりを行っていくうちに、
家づくりにあまり関心のなかった主人に変化が起こりまして、
当初「一任されていた家づくり」でしたが、今は「一緒に楽しく家づくり」に激変しました。
これには、私も驚きの連続!!
先生のコンセプトづくりを私なりに理解できたこと。
それにより情報の整理ができたこと。
また、それらが 主人にも、分かりやすく伝わったことが大きいと思います。
コンセプトづくりをしていくうちに、私達は、以前村松さんからいただいたメールの中の
⑤を自然に選ぶことができました。
「⑤同居(その4)→意識改革をして両者円満に暮らす。」
1.我が家に必要なもの必要なこと。先生のいうところの実行したいこと絞り込み。
2.今困っていること→解決策を考える。併せてサブコンセプトづくり。
3.資金計画と妥協点
そんなことを進めていくうちに、今まで見えてこなかった、
「自分たちがこだわりたい部分」と「思い切って割り切る部分」も少しづつ見えてきました。
また、講習会前のモヤモヤしていた時期を乗り越え、
今は、家づくりに対するワクワク感や期待感を日々感じる毎日です。
少し時間がかかってしまいましたが、今があるのは、村松さんのブログ、そして講習会の
おかげだと私は思っています。
もしも、村松さんのブログに出会っていなくて、講習会に参加することがなければ、
家づくりを急いでいたら、モヤモヤしたまま進めていたら、私達の家づくりは残念な結果に
終わっていただろうと思います。
それでどうしても感謝の気持ちを伝えたくてメールをさせていただきました。
先生との出会いに感謝です。
本当にありがとうございました。
本当に勝手をいいますが、まだまだ今後ともよろしくお願いいたします。
正直、先生の好みではないかもしれませんが、私達のお城が無事に完成したら、
ぜひ皆さんで遊びにきていただきたいと思っています。
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まさに僕が伝えたかったことがすべてこのメール文に表現されていました。
感受性がこの領域になると、ブログで書いていることの真意がかなりの精度で伝わります。
文章だけでは情報の10%程度しか伝わらないそうですが、建築基礎講座によるライブを
加えることでブログの文章から得られる情報量が増えてきます。
今回、お話を伺って僕自身が感動したことですが、第1回の時に使用した資料をコピーし、
常に持ち歩き、資料を完成させようとしていたそうです。
しかし、それがなかなか完成しない・・・。
僕もそれに気付いたため、ブログで補足する記事を書いたり、第6回の講座では具体的に
進めるための手法を解説したわけです。
Wさんは他にも家づくりセミナーなどを受講されたようですが、僕が開催する建築基礎講座は
根本的に他と違うと教えていただきました。
それは何かというと、
「一方的に教えるのではなく、双方向のコミュニケーションで受講者に考えさせること」
なんだそうです。
この考えが伝わっているのも嬉しかったですね。
まさに僕が行っているのは、魚を捕ってあげるのではなく、魚の捕り方を教えている
わけですから。
手っ取り早く手段を知りたい人にとってはイライラするかもしれないでしょう(笑)
そんなことから、「このブログは3%の人へ向けて書いています!」と宣言しているわけです。
さて、、、
お会いした際、Wさんご夫妻が作られたコンセプトシートを持参してくれました。
「これを見せたかったんです!」
と言って僕に成果を見せてくれました。
設計図はコンセプトのアト!
と何度も言っていますが、Wさんご夫妻はこの経験を通して身体でご理解いただけたことでしょう。
■コンセプトシートと平面プラン それを元に僕が描いたエスキース案
Wさんは家づくりが終わっても、建築基礎講座に参加してくれるそうです(笑)
僕がそれを「どう表現するか聞きたいから」とのこと。
なんだか出木杉君な記事で、ウソっぽいかもしれませんが、人によってはこの境地にまで
至るという事例だと思っていただければ。
●カフェオランジュさん、夢空さん、chihoさん
nice、ありがとうございます。
by 浜松自宅カフェ (2011-04-25 19:50)
●narup-4さん、mogiさん
nice、ありがとうございます。
by 浜松自宅カフェ (2011-04-26 22:47)
こんにちは。
すばらしい、建築の講座ですね。
参加したいです。
こちらは、予想より早く着工できそうです。
設計士さんがなんとか海外からベニヤを調達
してくれました。コストがすこし上がりましたが、
予算内でおさめてくれるとのことです。
被災地ではまだまだ復興への道のりは遠いものなのですが、
無事だった地域の経済活動を停滞させずに、仕事をしていく
方が支援になるのではという設計士さんの考え、うなづけます。
確か、同じことをおっしゃられていたような気がして。
ガルバのタテハゼ、実はメーカーさんのご厚意で
格安でモニターを兼ねて施工してもらうのですが、メーカーさんが
白という色に難色を示しているそうです。理由は汚れが目立つから
だそうです。。
ひなたcafeさんを拝見したところ、そんなに汚れが目立っているようには
思えなかったので、そのことをお伝えしました。
白い家は、16年連れ添った夫と私が初めて意見が一致したところでも
あります。(笑)。
どうにか実現させたいです。
また、うかがいます。
by berreyandgreen (2011-04-27 15:08)
●berryandgreenさん
経過報告兼ねたコメントありがとうございます。
今日のように青く晴れ渡った空を背景に我が家を見上げると、思い切って
外壁の色を白にして良かったと思いますね♪
被災していない地域である僕らはいつも通りの生活をすることが
大事だと思います。
できれば東日本の産物も取り入れていきたいものですね。
●コトキャンさん、plusgateさん
nice、ありがとうございます。
by 浜松自宅カフェ (2011-04-29 17:00)