山形、松島、石巻の公園・道の駅見学の旅(計画編) [ ・公共事業の仕事]
9月24日の記事で予告した通り、東北の山形、石巻で僕らが設計を担当させていただいた、
公園3箇所、道の駅1箇所を子供達と訪れる旅を完遂させることができました。
■壮大な弓張平公園より月山(がっさん)を望む
雲を被った正面の山が出羽三山の一つ、月山です。
写真ではまったく伝わらないのが残念ですが、子供達がこの旅で「最も良かった!」
と言ってくれたのが、この公園でした。
あるのは自然だけですが、安曇野にも静岡にもちょっとない自然が体験できる公園です。
遊具も整備されていますから、公園らしい遊び方も出来ますが、ここの価値は
それではなく、敢えて自然に手を加えたことでその価値が体験できる場所なのですが、
子供にそれが理解できるのか?
と言うのが僕らのテーマでもありました。
自宅を朝6時半に出て新幹線を乗継ぎ、山形駅でレンタカーに乗り込み、国道112号を
50km近く走って6時間近くかけてたどり着き、公園の駐車場に車を停め、
僕が設計を担当させていただいた「森林体験ゾーン」に足を踏み入れた途端、子供達が
「わー!」
と言って走り出したことで、子供にもわかることがハッキリしました。
その時のシーンではありませんが、まさにこんな感じ(笑)
周囲の雰囲気から多少は感じ取っていただけるでしょうか?
そんな弓張平公園のレポートは次回にさせていただき、今回この旅行を計画した理由を
お話ししたいと思います。
元々、僕と嫁さんが公共事業のコンサル会社でランドスケープデザイン(景観設計)の
仕事をしていたことから、いつか自分達に子供が出来たら僕らの仕事を見せたいと
思っていたわけですが、それが今年になったのはあることが切っ掛けでした。
9月中旬に、ひなたCAFEへ1本の電話をいただき、特製ジンジャーシロップ5本のご注文を
いただいたのですが、その方が石巻市内にお住まいの女性だったことが僕の心を
揺さぶりました。
地図で調べると、石巻市に設計させていただいた公園に近くの方であることが判明。
石巻の方がなぜ、ひなたCAFEの存在を知り、ジンジャーシロップを注文されたのかを
知りたいと思ったのが最大の理由ですが、同時に東北へ行くことで経済的な支援をし、
復興中の街をこの目で見て、東海地震に対する心の準備をすることも大きな理由です。
また、長女の年齢を考えると、「それなら今年の秋しか無いだろう?」と言う結論に至り、
急遽、予算を組み、日程を調整して2泊3日で2県、7箇所を巡る旅の計画を練り始めました。
のんびりした観光旅行ではなく、見ること、体験することだけが目的ですから、
道に迷ったり、判断を間違えると目的を達成できません。
そのため、僕が大きな行程を組み、食事やお土産を楽しみたいところは嫁さんが
リストアップしたものを組み込んで、鉄道、レンタカー、宿の予約をし、ETCとナビを最大限
活用してすべての行程を完璧に達成させることができました(笑)
12年ぶりの山形駅にて、つばさ号の前で娘達と♪
■山形新幹線開業20周年
僕が山形という土地に足を踏み入れ、仕事で関わるようになったのは山形新幹線の
開業がその大きな役割りを果たしたと言えるでしょう。
山形出張の際、いつも昼食で入ったお蕎麦屋さんも健在でした。
安くて美味しい新蕎麦で腹ごしらえをし、この後、国道112号を走って向かうは道の駅さがえ。
そして、弓張平公園で日暮れまで遊び、山形1日目を楽しみます。
そんなわけで、弓張平公園のレポートは次回・・・。
●jun-arさん、今造ROWINGTEAMさん、カフェオランジュさん
nice、ありがとうございます。
●夢空さん、setteさん
nice、ありがとうございます。
by 浜松自宅カフェ (2012-10-29 00:27)