子供の夢実現のための後押し [■我が家の子育て]
夏休みも後半に差しかかった中一の長女から
「読書感想文の下書きを書いたから見て欲しいんだけど・・・。
原稿用紙4~5枚なんだけど5枚目いっぱい書いたよ♪」
と頼まれ、400字詰め原稿用紙5枚分の読書感想文を渡されました。
読んだ本は、東京自由ヶ丘の超人気洋菓子店モンサンクレールのオーナーパティシエで
世界的にも活躍されている辻口博啓氏の著書「スーパーパティシエ物語」。
スーパーパティシエ物語―ケーキ職人・辻口博啓の生き方 (イワサキ・ノンフィクション)
- 作者: 輔老 心
- 出版社/メーカー: 岩崎書店
- 発売日: 2006/09/01
- メディア: 単行本
小4からパティシエになるのが夢の長女のために、嫁さんが図書館で借りた本です。
娘にとって厳しく面倒な存在の僕にチェックを頼んだことに嬉しく感じましたが、
敢えて素っ気なく目を通したところ、文章の粗さが気になったものの文章そのものは
気持ちが良く表現されていましたから一つ提案をしました。
「これさ、辻口さんに手紙で送ったらどう?」
「えっ!やってみる!」
その後、清書した原稿用紙を僕に見せてくれましたが、粗削りな文章も本人の個性と考え、
かと言って、著書本人が読んだとしても悪い気はしないだろうと判断し、別途手紙を
添えて送るよう指示しました。
手紙の送り先は嫁さんが調べ、娘が宛名書きした封筒に、読書感想文のコピーに手紙を
同封して送ったのが先週のこと。
そして約1週間後。
■モンサンクレール社から送られてきた長女宛ての手紙
生憎、娘達は東京へ里帰りしていたため、電話で手紙が届いたことを知らせると
大喜び♪
長女宛ての手紙だったため本人の許可を得て僕が開封しました。
手でモノを作ることを生業としている方らしい自筆のお手紙♪
便箋は出張中の辻口氏に代わってモンサンクレールスタッフの方による代書でしたが、
別にハガキサイズの紙に辻口氏ご本人によるメッセージカードも同封されていました。
文面を拝見するとどちらも送った手紙にキチンと目を通したことがわかるものでした。
お店も多数抱えてらっしゃる方ですから超多忙にも関わらず、一人の子供の人生を左右する
ような貴重なメッセージが記されていました。
早速、嫁さんの実家にFAXし、手紙の現物は長女のデスクに。
これは当面の宝物になるでしょう。
しかし、宝物では無くなるよう、夢を叶えるために努力して欲しいです。
見習いたい心遣いです(^_^;)
辻口さんも長女さんも、またご家族を含め嬉しさの
波及効果が素晴らしいなと。
手紙を送るご提案をされた自宅カフェさんに拍手!!!!
by ゆつき (2014-08-21 13:58)
これは嬉しいでしょうね!^^
ゆつきさんもおっしゃってますが、提案された浜自さんもすごいです。
見習いたいと思います^^
by plusgate (2014-08-21 16:15)
●makimakiさん、jun-arさん
nice、ありがとうございます。
●ゆつきさん
「一流のお店であれば・・・」と想像していた通りの展開でした。
「さすが!」の一語に尽きますね!
ファンレターを送ればこういう事をしてくれるよね?と言う意味ではなく、
情報共有とスピード、非定型な事象への対応力、トップの判断と行動
などすべてのプロセスにおいて「こうあって欲しいなぁ」を実行してしまう
組織力にです。
最高のサービスレベルとして僕らも見習うべきだと思って記事に
しました。
娘ならずともこれはファンになりますよね~♪
●plusgateさん
娘には過大に期待を抱かないよう念を押しておきましたが、娘が社会人
になった時、この体験を思い出して自ら実践して欲しいと思います。
>ゆつきさん、plusさん
あまりに嬉しくて仲間内にもこの話をしたのですが、子を持つ親として
「そのアイディアは無かったなぁ」と褒めてもらいました(笑)
だけどそれは子供の将来をどれだけ真剣に考えているかではないかと
思うのですよね。
「パティシエなんて駄目だ!」とか「一流大学に行かなければ」と
決めつけてしまっていたら考えつかないと思います。
その人間の適正と興味はもちろんのこと、少子化とグローバル化の
進展を考えてのことです。
by 浜松自宅カフェ (2014-08-21 18:45)
●yanasanさん、chihoさん、sakugiiさん
nice、ありがとうございます。
by 浜松自宅カフェ (2014-08-25 09:12)
●e-g-gさん、hanaさん
nice、ありがとうございます。
by 浜松自宅カフェ (2014-09-02 09:35)