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2016マーマレードシーズン突入! [ ・手づくりジャム屋]

ひなたCAFEは、3月に多くのイベント出店を控えているため2月はジャム生産
強化月間と位置付けていたのですが、子供がインフルエンザに罹患したこともあり
1週間近く作業できず・・・(>_<)

その分を取り戻そうと、エンジンをかけて生産強化して在庫を増やそうと思っても
ありがたいことに常連さんが買いに来られたりで、中々思うように在庫が増えて
いかないんです(^_^;)


なぜかと言うと、ひなたCAFEのジャムは家事と育児をしながらすべて手作業
作っているからですが、中でも手がかかるのがマーマレード作り。

2月中旬より柑橘類の生産が増えて来たことから、今年もマーマレードシーズン突入!
まずは浜松産ネーブルオレンジ浜松産のグレープフルーツを仕入れて
交互に作り始めました。 

DSCF3119.jpg
■一つ一つ包丁でカットします
農産物ですから大きさも形も一つ一つ異なるわけですが、生食用として出荷できない
規格外のものを使用します。
生食用として販売できない農産物は、ジュースなどの加工用にするか、廃棄されるのが
一般的です。

形が不揃いだとしても、本来は生食用として農家の方が丹精込めて育ててくれたもの
ですから、できるだけ引き取って価値を加えて多くの人に食べてもらいたいと
思っています。

 

DSCF3128.jpg
■仕上げ
マーマレードとは、柑橘類の皮ごと砂糖で煮上げたジャムのことですが、生で仕入れた
果実をマーマレードに仕上げるまでには、果皮を3時間お湯で煮て柔らかくした後、
包丁でカットしていくため、一人で一日に仕上げることができるのは1回だけ。

そのため、一人でマーマレードを作れるのは一日たったの15本。
2人で掛かっても、精々20本が限度なのです・・・(@_@)


もちろん、原材料を何トンも購入して機械化して一気に加工すれば早く安く作れますが、
それは既に大手メーカーがやってくれています。
ただし、その製法だと下ごしらえした果実を冷凍保存し、需要に応じて仕上ていく
わけで機械化しやすい作り方のため、柑橘類のフレッシュな香りや味を活かすことは
難しくなります。

敢えて効率の悪い手作りをしているのは、手間がかかって高価になってもその味を
認めて求めて下さるお客様がいるからです。 

 

ひなたCAFEを始めた年から、ジャム作りを行っていますが、正直言ってここまで
ジャムを求めるお客様が増えるとは思っていませんでした。 
しかし、私達自身が「これ美味しいねぇ~♪」と感じたことは、ちゃんとお客様に伝わる
ものだと言うことがわかりました。

今年は極力、欠品期間を短くするよう計画的に生産していきたいと思う次第です。 


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jun-ar

丁寧に作られているのですね!
by jun-ar (2016-03-01 06:50) 

浜松自宅カフェ

●jun-arさん
 はい、数量が増えるに連れて年々手間が増えていきますね!(笑)
 衛生面を考えると恐いですし、「お任せで!」と言って注文いただける
 お客様も多いので、期待に応えるためにも品質の安定の工程が増えます。

●plusgateさん、剛力ラブさん、banpeiyuさん
 nice、ありがとうございます。
by 浜松自宅カフェ (2016-03-02 08:54) 

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