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家庭菜園スペースをコンクリート土間へ [ ・デザインと設計]

タイルデッキテラス工事の次は、外構の一部を改修しました。

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■家庭菜園をコンクリート土間へ
入居後は1.5坪に満たない小さな家庭菜園でしたが、ナスやピーマン、アスパラ
などを作っていました。

しかし、南に面しているものの日当たりが悪く水や肥料管理が追い付かず、
アスパラガスも採れなくなったことから、コンクリート土間へ改修して利用し易い
空間にすることにしました。

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■コンクリートミキサー車から一輪車で運搬
新築時に基礎工事を担ってくれた、基礎屋のベースワイさんに今回も
コンクリート工事をお願いしました。

家庭菜園は写真右手の奥にあり、ベースワイの社長自ら一輪車で運んで
くれました。

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「えっ!生コンクリートってポンプで圧送するんじゃないの?」
と思ったそこの貴方!

生コンを圧送は専門の工事会社が担います。少しばかりの生コン圧送でも
高額なポンプ圧送費が必要になりますから、リフォームなどの少量打設の
場合はコンクリート業者さんから必要な生コンを配送してもらい、人力で
運んだ方が早くて安くなります。

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■コンクリート打設完了!
タンピングして余分な水を追い出したら、表面を金ゴテで押さえて
水勾配を取りながら均します。

ところで、コンクリートって乾かしてはいけないって知っていましたか?
コンクリートとは、セメント、砂、砂利、水、薬剤(混和剤)を練り混ぜて
硬化させたモノですが、コンクリートが硬化する過程は意外に知られて
いません。

セメントは水と化学反応を起こして周囲の砂や砂利を抱き込んで、
大きな結晶を作っていきます。流動化しやすくするためにも水は必要ですが
そもそも硬化するためにも水が必要なんです。


暑い時期は、化学反応(水和反応)により水和熱が発生して、コンクリートが
発熱します。すると水が蒸発してしまい、セメントが反応しきれずに未反応
のセメントが白い粉として残ってしまうわけです。


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駐車場の出入口部分もコンクリート舗装にしました。
車が通行できるようになるまで5日程掛かるため、分割して施工すること
になりました。

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■コンクリート養生中♪
コンクリート打設した日の夜から、良い具合にまとまった降雨がありました。
硬化が始まっているため、大丈夫だとは思いましたが念のため自宅にあった
防草シートで養生をすることにしました。

この工事が完了すると、駐車場に敷いた砂利が道路に出にくくなるでしょう。
こんな感じで少しづつですが、完成した住まいを進化させています。


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