築49年の住宅リノベーション物件見学 [■建築探訪]
「まるたま市」の会場でお世話になっている、浜松市中区肴町の丸喜屋商店さん。
乾物屋「丸喜屋商店」の若女将、三浦さんから住宅リフォームの自然素材について
色々と相談を受けたのが、今年5月の「まるたま市」の頃。
「リノベーション終わりましたから見学会をします!」
乾物屋「丸喜屋商店」の若女将、三浦さんから住宅リフォームの自然素材について
色々と相談を受けたのが、今年5月の「まるたま市」の頃。
「リノベーション終わりましたから見学会をします!」
とfacebookで告知がありましたので、早速見学させていただきました。
■RC造3階建ての3階にあるリビング
今回は床壁天井の内装仕上げと建具、照明、エアコンの工事を中心に行なったそうで、
ビフォーアフターは劇的に変化したことが伺えます。
築49年の鉄筋コンクリート造で、写真の大きな障子は全面東向きで、エアコンの効きは
悪いし、真夏は暑くてどうしようもなかったそうです。
相談された時は、温熱環境のことは何も言われていなかったので、諦めモードだったのか
工務店さんとの打合せである程度決まっていたのかはわかりませんが、気持ち良い
インテリアと快適な温熱空間にとても感激している様子でした。
■障子を開けると
時刻は午後2時過ぎでしたが、窓のガラス面からは「放射熱」が押し寄せてきて、
「これは辛かっただろうなぁ~(@_@)」
と言うのが良くわかります。
放射温度計を持参するのを忘れましたが、ガラス面はゆうに40℃を超えていました。
今回、効果を感じたのはこの障子なんですが、太鼓張りと言って「枠」の表面と裏面に
障子紙を張ったものですが、熱伝導率の低い木製枠とは言え、決して気密性が高いとは
言えない障子紙を張っただけで、窓面からの遮熱が大幅に抑えられたことに驚きました。
我が家の1階ダイニングには、西側に大きな吹抜け全面がガラス窓になっていて、
真夏の日射対策に頭を悩ませていて、後張りの遮熱フィルムや遮熱ガラスを検討して
いましたが、もう一つの選択肢を得ることができました。
今回、設計施工を担当されたのは、浜松市西区大久保町の入政建築さん。
■自然素材について説明される新野社長(右側)
写真の床は天竜杉だそうですが、節が少ない特一等材を選ばれたため
「えっ!これやっぱりスギなんですか?」
と聞き返したほど(笑)
気温35℃を超える中、タイトなスケジュールをおしてわざわざ行った甲斐が
ありました。
ご家族のプライベート空間を見学させて下さったオーナさん、説明下さった
入政建築スタッフの皆さまには感謝申し上げます。
●@ミックさん、鉄腕原子さん
nice、ありがとうございます。
by 浜松自宅カフェ (2017-08-03 14:34)
●Sam乃介さん、jun-arさん、plusgateさん、kazushiさん、chihoさん
nice、ありがとうございます。
by 浜松自宅カフェ (2017-08-07 17:25)