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3年ぶりに建築士定期講習を受けて [ ・学んだこと]

先週は3年ぶりの建築士定期講習でした。

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■建築士定期講習テキスト
建築士定期講習は、建築士事務所に所属して建築設計や監理業務に従事する
建築士が3年度毎に受講を義務付けられている有料講習会です。

朝から丸一日講義を受けて、16時から1時間の終了考査を受けて合格点を
取らなくていけません。

考査中はテキストで確認することができますが、回答時間は1問あたり1分半しか
ありませんから、3年前に初めて受けた時は結構焦りました。


今回、講習会を受けて感じたのですが、DVD講習とは言え講義内容が実務に
密接に関係しているため、理解が進むだけでなく、いくつもある法律改正の
まとめ解説がとても参考になりました。

中でも、ハートビル法高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律)
の解説では、今計画中のビジネスホテルが同法の「特別特定建築物」に該当し、
車椅子利用者用客室を総客室数の1%以上設けないといけないことが分かりました。

法改正には、緩和の場合と強化の場合がありますが、ハートビル法は強化の方。
2020年東京オリンピック開催決定により、国籍、性別、年齢を問わず多くの
人が移動するため、法律が見直されたそうです。


「建築士定期講習なんて時間とお金の無駄!」と言う人もいますが、建築設計
従事する者にとっては中々良い仕組みだと感じました。

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