「地球のたまご」のモデル住宅見学会(内部編) [ ・家づくり勉強会]
OMソーラーさんの本社研究施設「地球のたまご」見学会レポートその2。
今回は、4月28日(土)一般公開となるモデル棟の「内部」です。
■1階LDKのダイニングとキッチン
コンパクトながら機能的なLDK空間として上手くまとめられています。
空間に良く合った家具が上手く納められていることもその要因だと思います。
なお、全体的に天井高は低めの設計となっているため、「圧迫感があるなぁ」と
感じる方と「落ち着いて居心地が良い」と感じる方に分かれると思います。
ここで一つ知っておいていただきたいのは、この様な場合、設計者の
「建物の高さを抑えて均整のとれた外観にしたい」
と言う意図があるかもしれません。
と言うのも、僕がデザインする際は常に、室内の居心地と外観のプロポーションを
セットで考えるからです。
■主寝室に隣接する「ワークルーム」(2階)
ちなみに「ワークルーム」と言うのは、これを見て僕が勝手につけた名称です(笑)
このコーディネートを見た時、
「設計者はきっと単なる『書斎』とか『個室』とはしたくなかったのだろう」
と思ったから。
■主寝室(2階南側)
ワークルームに隣接する主寝室。
主寝室の「窓」には、省エネと快適性を実現するために、東京大学大学院 前研究室
による実験的な取組みがなされています。
これについては僕も実現したいと思っていたこともあり、次回、省エネ編で考え方を
解説したいと思います。
■3階へアクセスする階段(2階)
蹴込み板のない側桁(がわげた)のため、軽快で圧迫感がありません。
高所を嫌がるお子様の場合は、怖がって上れない子供もいらっしゃるようですが、
こういう階段で育ったうちの子供達は大喜びで駆け上がっていきました(*^_^*)
■スタディコーナー(3階)
大人が使えば書斎であり、子供が使えば勉強部屋です。
スタディコーナーと言う名称も僕が勝手に命名したものですので、正式な名称では
ありません・・・。
■3階のフィックス窓
前回記事のトップに使用したのがこの窓です。
階高を抑えているとは言え、3階建てですから眺めが良いですね♪
隣接する浜名湖も見えるため、ここで朝風呂に入ったら気持ち良いでしょうね~!
今回は内部を中心に書かせていただきましたが、来場される方の楽しみを奪っては
いけないと思い、すべてを記事にはしていません。
建築はその場に行き、空間と空気を感じなくては本当の価値は伝わりませんから、
是非4月28日(土)からの一般公開に足を運んでみて下さい。
その際、「浜自カフェBlogを見て来ました!」とスタッフに言っていただきますと、
もれなく、満面の笑顔でお迎えいただけるはずです(^_^;)
次回は、夏の暑さに対し、省エネで快適に暮らすための工夫について
解説したいと思いますので、楽しみにしていて下さいね~♪
あの階段を怖がってたのは誰よりもうちの相方でした(笑)
子供達は平気だったみたいですね~^^
by plusgate (2012-04-19 12:07)
●jun-arさん、夢空さん
nice、ありがとうございます。
●plusgateさん
そうでしたか~!
子供達がどんどん登っていきましたから、後を追うのが大変でしたね(笑)
ということは大人でも怖がる人が結構いるということになりますね。
もっとも、それも慣れでしょうけどね。
by 浜松自宅カフェ (2012-04-19 13:24)
●hetianソウソウさん、カフェオランジュさん
nice、ありがとうございます。
by 浜松自宅カフェ (2012-04-21 17:44)
●kuniさん
nice、ありがとうございます。
by 浜松自宅カフェ (2012-04-21 20:31)