エンジン01文化戦略会議 オープンカレッジ in 浜松にて [ ・学んだこと]
2013年2月9日(土)~11日(月)の3日間、浜松市内で開催された、
をご存じでしょうか?
■エンジン01 浜松のプログラム
エンジン01文化戦略会議の目的と理念
異分野の専門家が自由な意思を以って集まり、相互に学び合い、
新時代の文化を創造していくことを目的とし、この目的を果たすための活動を
行う上で、公正と無私の心を基本理念とします。
名称の由来
エンジン(ENJIN)は、Encourage Japan Intelligent Networkの略。
発足時からのメンバーであtった故眞木 準氏の命名です。新時代の文化形成の
「エンジン」となり異分野の才能が「円陣」を組むことを呼びかけることも意味
しています。
01(ゼロワン)は、当会が発足した2001年に一から出発するという新心の想いと、
デジタル時代の選択肢としてのシンボルマークです。
全体として、「一から再構築する文化のエンジン」という意味になります。
和名の「文化戦略会議」は元代表の樋口廣太郎氏の命名です。
鳥取、高知、会津などの地方都市を中心に、エンジン01会員が訪れて講演や
夜楽という懇親会を行なうもので、昨年9月に浜松での開催を知ったのですが、
年末の忙しさに気付いた時には昼の講座はチケットの殆どが完売の状況(T_T)
それもそのはずです。
何しろ第一線の文化人の講座が500円(手数料込みで600円)で受講できる上、
大学の教室席が定員枠ですから、ほぼ即日完売だったようです。
それでもせっかくの機会ですから空いているところを探し、夜楽「浜松やらまいか食堂」の
ホテルオークラアクトシティ スカイレストラン&ラウンジ パガニーニ会場をゲット!
会費6,000円でしたが全22会場とも完売となったようです。
■アクトシティ浜松30階パガニーニからの夜景
浜松市内には高層建築が少ないため、アクトから見下ろす夜景は想像以上にキレイです。
同伴者がなく単独での参加だったのがちょっと寂しかったかも(笑)
それなのになぜ、この会場での夜楽に参加したのか?
それは、建築家で京都大学建築学科准教授の竹山聖さんがこの会場の座長を
務めることになっていたから。
そう、僕がこの会場で唯一知っていたのは竹山先生だけ(笑)
と言うのも、つくばエクスプレス柏の葉キャンパス駅前に三井不動産が開発した、
柏の葉キャンパスシティ147街区のコモン(供用部)を竹山さんが設計を担当した際に
私もお手伝いをさせていただいたからで、この開発はエネルギーマネジメントを
街単位で実現したスマートシティの実施例として、メディアでも時々紹介されています。
設計ワークショップはとても楽しかった上、竹山先生から学ぶところがとても多く、
非常に感慨深いプロジェクトでしたから、
「せっかく竹山先生が浜松に来られるなら会わなくちゃならんだろ?」
と思い、竹山先生が僕のことを覚えているかどうかも怪しかったのですが、
もしスルーされたら夜景を眺めながら一人料理をいただこうと思ったわけです(*^_^*)
■層々たる講師の方々を仕切る竹山先生(右端)
それぞれ各界の著名な方達ばかりなんですが、講師の方が各テーブルに座り、
食事をしながら楽しいお話を聞かせてくれました。
■映画、音楽、美術プロデューサー/ディレクターの立川直樹氏
会中盤から僕の隣の席に座られほぼ独占状態♪
21歳から才能を見出され、いきなり大舞台で活躍されたそうです。
恥ずかしながらお名前も存在もこれまでまったく存じ上げなかったのですが、
僕の素朴な質問にも飾らない口調で丁寧に教えていただきました。
それで肝心の竹山先生ですが・・・
■竹山先生と記念撮影
ナント、しっかり覚えてくれていました!
司会幹事だっため会の最中は忙しくされていましたが、終了後に僕のところに
来て下さり、4年ぶりにお話しできました。
嬉しかったのは、柏の葉のプロジェクトにおけるワークショップでもっとも趣旨に
沿って活動したのが僕のチームだったそうです。
このプロジェクトの設計活動を海外で講演すると大好評なんだそうです。
「モノづくりをする上で最も純粋に力を注いでくれた!」
(ボソッとそんなような意図のことを言われました)
建築雑誌「新建築」に柏の葉キャンパスシティの作品が掲載されたのですが、
ワークショップの様子を紹介する写真に僕が写っている写真を使って下さったのは、
僕らの仕事に対しての配慮だったようです(^^)v
今回のイベントに参加しての最大の収穫は、あの一連のプロジェクトで僕が考え、
実行してきたことが正しかったと証明されたこと。
集中力とエネルギーを割いてお手伝いしたことで、直接的ではなくとも影響を与える
ことが出来たことが嬉しかったです!!
会期最終日は、クロージングシンポジウムとして、アクトシティ大ホール会場において、
司会 露木茂氏、コーディネーター 田原総一郎氏、パネリストに作詞家の秋元康氏、
音楽プロデューサーの小室哲哉氏、イラストレーターのリリー・フランキー氏と言う超豪華
メンバーで「幸福論」をテーマとしたフリートーク。
会場は爆笑の渦に包まれていました。
■アクトシティ大ホール2,336席が満席
開演15分前に入ったのですが、1階はすでに満員。
それでも後ろの方で一つだけ空きを見つけることができました。
メディアのプロの方達ですから、楽しい講演になるように企画されていたとは思います。
言えない部分は伏せながらも僕の印象ではウソは言っていない気がしました。
コーディネーターの田原総一郎氏が、小室哲哉氏に
「何であんな事件になったの?」
と大半の方が興味を持っている質問をぶつけました。
「いきなりそこを聞きます?」
と言いながらも
「世間を知らなかったからですね!」
と答えていました。
小室哲哉氏が逮捕された直後、小室氏と仕事をしたことがあるSさんから
「彼はおこちゃまだったから、取り巻きから良いようにされたんだろうな!」
と言う話を聞いていましたから、僕としては腑に落ちる回答でした。
先日のひなたCAFEでの経営会議で得た結論が、この3人が述べたこととかなり共通
していたことにとても勇気付けられました。
金持ちになるとかそういうことではなく、どういう考え方で進めるかということですけど。
10年後か20年後かわかりませんが、僕もエンジン01の会員となれるよう、
今後も精進していきたいものです。
●jun-arさん、chihoさん、コウメイさん、夢空さん
nice、ありがとうございます。
by 浜松自宅カフェ (2013-02-16 15:32)
すごく楽しい時間を過ごされたことが伝わってきます。
今後は僕もチェックしておきます^^
by plusgate (2013-02-17 23:57)
●plusgateさん
いつものことながら第一線で活躍されている方の話はとても面白くて、
すごく楽しかったですよ。
ちなみに来年は甲府市で開催されるそうです。
遠方まで行く価値があると思いますから、名古屋から甲府ならわざわざ
行く意味あると思いますよ。
ただし、チケットの発売日には即購入してくださいね!
by 浜松自宅カフェ (2013-02-18 09:23)