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地域の津波避難訓練に参加した [ ・耐震強度、地震対策]

あれから2年が経過しました。 

あの大災害を忘れないために、また教訓から学び活かすためにも、自然災害に関する
感じたこと、思ったこと、実行していることをこれからも発信し続けていきたいと思います。


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■2013年3月11日付け静岡新聞 別刷り
南海トラフ巨大地震モデル検討会による、静岡県内の津波浸水予測図が保存版として、
大きく掲載されていました。

第一面と第十六面は見開きで、上段には浜松市東区、南区、西区の太平洋沿岸部。
下段には、磐田市、袋井市、掛川市沿岸部の浸水域が色分けされています。

しかも、第三次被害想定よりも色分けがより細かく小さくなっています。
これらもコンピューターの処理能力が前回よりも飛躍的に向上したからでしょう。


これによると、我が家の予測浸水深0.3~1.0m。。。


正直なところ、「波の増幅原理からすると本当かなぁ~?」と思うところもあるのですが、
こればかりは神のみぞ知るところですから、「最低限この規模の波が来るだろう!」
と考えて、出来うる最大のことを考えておきたいと思います。

 

そんな中、3月10日(日)は朝10時より、地域の津波避難訓練が実施されたため、
我が家も家族全員で参加致しました!

 

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■今回、避難した津波避難ビル
回覧板には最寄りの津波ビルが掲載されており、10時のサイレンを合図に各家庭、
それぞれが好きな津波避難ビルまで避難するという訓練でした。

ところが家の中にいるとこのサイレンの音が聞こえないんですよね~。

 

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■10時10分頃の状況
目的の津波避難ビルに到着したのえすが、参加者が思ったより少なくて驚きました。
或いはもっと知られた建物に集まったのかもしれませんが、住人の数から考えたら
それでも少な過ぎるのではないかと、僕も妻もかなり驚きました(ーー;)

10時2分頃に家を出て、およそ3分後に到着すると、アンケートを配布していたため、
私が記入し、実際に津波避難ビルの供用階段を登ってみることにしました。

 

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■指定された津波避難ビルの例
津波避難ビルの条件は、想定される地震に耐え、かつ津波に流されない耐力が
要求されますが、これらの津波避難ビルは所有者の同意を得られた既存の建物ものが、
市の指定を受けたものです。

と言うのも、第三次被害想定では、浜松市内には津波の到来は予測されていなかったため
浜松市内には、津波避難ビルや津波避難タワーは整備されていませんでした。

 

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■避難者が登る供用階段
こういう階段を登って避難するわけですが、津波の到来は1回だけとは限らず、
第一波に続き、第二波、第三波と間を空けて到来するため、警戒が解けるまでの間、
高い場所に居続けなくてはなりません。

真冬や真夏に避難した場合、この後、どうするかと言うのは考えておいた方が良さそうです。

 

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■4階の階段からの眺め
この高さで標高は14~16メートルと言ったところでしょうか?

東日本大震災では、この下を深さ数メートルの濁流が押し寄せ、家屋や自動車を
押し流して行ったわけですが、今のこの状況からとてもイメージできるものではありませんね。


以上、これだけの避難訓練でしたが、実際にやってみると色々なことがわかりました。
何でも実際にやってみる、体験してみることが重要ですね。

 

来月小六になる長女は、石巻の現状をリアルに体験しているため、外に居る際は、
常に頑丈そうな高い建物をチェックする習慣ができているようですから、やはり家族を
連れて行って
良かったと思いました。

ですが、次女はまだピンと来ていない様子なので、ちょっと心配なんですよね~。


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コメント 2

浜松自宅カフェ

●jun-arさん、いっぷくさん
 nice、ありがとうございます。
by 浜松自宅カフェ (2013-03-12 20:58) 

浜松自宅カフェ

●ゆきママさん
 nice、ありがとうございます。
by 浜松自宅カフェ (2013-03-13 17:57) 

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