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自由研究で「文書」の作り方を覚える [■我が家の子育て]

いつからかは知りませんが、浜松市内の小中学校では夏休みの自由研究は
提出義務がないそうです。

宿題になっていませんから、「自由研究は面倒だからやらない!」と言う娘に、
「手伝ってやるからやれ!」と言ってやらせているわけですが、当然の事ながら
イヤイヤやるため身が入りません・・・(笑)


また、「手伝う」と言っても、行為を手伝うのではなく、わからないことを教えるだけで
僕がさせたいことは「無」から「有」を生み出す作業を実際に体験させることなのですが、
正解があるわけではないため、実際にやる立場からすると面倒なんですよね~。

 

そこで、まずは「最終形」を見せることでモチベーションアップを図ることにしました。

IMG_2952.jpg
■自由研究の成果物
表紙をワープロで作成して、クリアレールフォルダで閉じただけですが、
これだけで何だか本当のビジネス文書のように見えませんか?
あるいは大学生の研究レポートのように映ったかもしれません。

パソコンの準備とレイアウトは僕がやりましたが、表現する文章は娘に考えさせ、
その案に対して僕が助言をし、より分かりやすくするお手伝いをしました。

表紙フォーマットはWord2013のレポート用をイメージ画像を入れ替えて
使用しました。
タイトルやサブタイトルの文章は娘が考え、「ジュース」と言う表現を「清涼飲料水」
と置き換えたりしましたが、キーボード入力を本人にさせ、わからないローマ字を
教えたり、キーボードの使い方を教えましたがとても良い経験になったと思います。

 

IMG_2953.jpg 
■研究テーマ 清涼飲料水に入っている砂糖の研究
サブタイトルは「飲み過ぎると危ない!清涼飲料水と糖分」にしたようですが、
何でも栄養士の先生から、清涼飲料水には大量の砂糖が加えられていることを
聞いていたようで、それを実際に確認してみたいと思ったそうです。

文字入力を終えると、「タイトルの文字色を変えたい!」と言うため、
好きな色を選ばせてあげると、「清涼飲料水だから青系が良いなぁ~♪」と言って
薄めのクールブルーを選択していました♪

 

IMG_2955.jpg
■僕が教えたのは見出しだけ
僕が作ったのはこれだけです。
レポートの見出し、つまり目次を書き出して、そこにどんなことを書くかを教え、

「明日中に下書きを書いて、夜見せなさい!」

「正解はないから、あすかが考えたことをまず文章にして見せて欲しい」

と言う作業手順だけを指示しました。

 

作った文書は、どんな内容であれ決して怒らず、良い点を見つけて褒め、
もっと良くなるための助言をする。

まずは小さな成功体験をさせたいんですね♪

 

そして、夜帰宅すると「書いたから見てね!」と元気に言います。

IMG_2957.jpg
■初回ラフ
はじめて書いたにしては上出来でしたね♪
出来ないことを叱るのではなく、出来たことを褒めて、もっと良くなるための
案を出し、本人が納得感を感じることが大事だと思います。

 

この作業を通じて、「X(エックス)を使った解の求め方」や「ローマ字」を覚えたり、
わからない漢字を辞書で調べることをしました。

何か思いついたアイディアを前に進めるには文書が必要です。
娘には「このやり方を覚えたら大人まで使えるよ!」と教えるととても喜んでいました。
勉強が実際に役立つことを今のうちから感じてもらえれば良いかな~。

 

夏休み明けに提出して皆から褒めてもらえれば、娘にとっても大きな自信に
つながるはず♪
あと2日で仕上がる予定ですから、頑張ってもらいたいと思います。


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plusgate

自由研究のワクはとっくに超えてますよね^^
完成形が楽しみです^^
by plusgate (2013-08-22 10:24) 

浜松自宅カフェ

●jun-arさん、今造ROWINGTEAMさん
 nice、ありがとうございます。

●plusgateさん
 やったこと自体は研究と言える代物ではありませんが、
 計画したりまとめることをやる過程で、日常の勉強が活きて
 くることがわかりました。

 糖分を計算するために百分率の意味を知ったり、単位量から
 全体のカロリーを計算しますから、「習った勉強がこういう
 時に使えるんだ!」と知り、レポートをまとめるために
 国語辞書を引かなくてはなりません(笑)
 パソコンのネット検索以外の利用方法もわかったりで、
 投入エネルギーの数倍の効果があるように思います。

 僕も大変ですが子供が自発的に行動するよう変化するのを
 見るのは、なかなか楽しいですよ♪
by 浜松自宅カフェ (2013-08-22 12:15) 

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