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創造性、創造的思考を考える(その2) [ ・講師の仕事]

前回に引き続き、創造性クリエイティブ思考に関する僕の考えのまとめです。

これは公共施設のランドスケープデザイン、住宅のプランニング、事業計画の立案など
新しいアイディアを考える際に実際に行なったことから、私が思っていることですから、
すべての人に当てはまるかどうかはわかりません。

しかし、僕の場合はこれで発案したものだけが実現に至っていますから、実感として
これで良いだろうと思っています。


では、解答編です\(^o^)/

スライド3.jpg
■まず発案(Fig.3)
発案自体は、こんな感じで他のアイディアとはまったく脈絡なく思い浮かぶことが
多いですが、通常はこの状態を「思い付き」とか「ジャストアイディア」と言いますね。 

一見するとこれまでの論理から外れていますから、他の論理思考の方から見ると
まったく理解できない状態です。

「話が飛んでいる!」とか「それで売れるとは思えない!」

と言われてしまうことが多いと思います。 

 

ところが・・・

スライド4.jpg
■ロジックがつながる(Fig.4)
前回、「思考法が違う」と言ったのは、案Xが上位の考えから降りてきたものではなく、
案Xから上位の考えに結びついて、ロジックがつながった状態です。

こうなると案Xの意図が論理展開できますから、説明が可能になり判断がされ
やすくなります。
(わからない人にはこれでもわからないです・・・。
 完成して結果が出て始めて、理解できる程度でしょう)

 

でもってここからはまったく自分自身がしていることですが、

発案 ⇒ ロジック展開

ここに要する時間はどんなだと思います?

 

僕の場合は、殆どコンマ何秒です。

つまり殆ど一瞬のことで、発案した後で一気にロジックが広がる感じです(^_^;)
良く音楽アーティストが「降りて来た!」と言われますが、まさにそんな感じ。


こうなると早くて、イメージ(案X)をそのまま手からペンで紙にアウトプットしていく
だけになります。
その後、多少の修正は発生するものの、骨格はこれでほぼ確定します。 


この経験を最初にしたのは、宮城県石巻市の小さな公園をデザインした時でした。
その時のことは今でもハッキリと覚えています♪

こういう時は、クライアントに提示するとほぼ一発で確定してしまいますし、
これ以降はほぼ強制的に出来るようになってきました(^^)v

 

ですから、新しいアイディアが必要な時はそうなるように自分の行動を仕向けます。
と言うより、日常からそうなるように意識が変わったと言う方が正しいでしょうか?

そのことを書いているのがこのBlogであり、特に自然体験に関する部分が大きく
影響しています。

 

あと、説明するとしたら脳の使い方ですが、こういう話題って興味あるんですかね? 


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plusgate

なんとなく合ってたんですね^^
降りてくるっていう感覚、わかりますよ。
脳の使い方、興味あります^^
by plusgate (2014-12-18 10:06) 

浜松自宅カフェ

●jun-arさん
 nice、ありがとうございます。

●plusgateさん
 前回のコメントで「ドキッ!」としましたよ(笑)
 「やはり同じなんだぁ~、間違っていないんだ!」と。
 次の記事は僕の脳の使い方ですが、plusさんがどうされているかコメント
 いただければと思います。
by 浜松自宅カフェ (2014-12-18 13:24) 

ゆつき

なるほど、いわゆる天才肌の思考法じゃないでしょうか。
一瞬の直感が正解を導き出すあれでして、後からロジック考えれば
なるほどなと思うような事案。

知識も当然必要なのですが、知識だけでもダメで、創造性だけでも
ダメで、バランスなんでしょうか。
純粋な気持ちは持ち続けたいと思います(*´ω`*)
by ゆつき (2014-12-20 10:13) 

浜松自宅カフェ

●AKIさん
 nice、ありがとうございます。
by 浜松自宅カフェ (2014-12-20 18:29) 

浜松自宅カフェ

●ゆつきさん
 いや、きっと自覚していないだけで誰でもある感覚だと思うんですよね。
 相変わらず人気のないコラムですが、一度キチンとまとめておこうと思って
 いたので、次回は「脳の使い方」せ完結させたいと思います。
by 浜松自宅カフェ (2014-12-20 18:32) 

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