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東北で改正省エネ基準セミナー [ ・講師の仕事]

ここのところ新しい企画の立上げやら何やらで立て込んでいて、ブログの更新が
出来ませんでした・・・。

中でも集中して取り組んでいたのが、宮城県栗原市内の建材屋さんからの依頼で
お受けした地元の工務店さん向け勉強会の講師。


今回要求されたテーマは、2020年の省エネ基準適合義務化の解説から始まり、
対応方法ですが、法をネガティブに捉えるのではなく積極的な活用方法に踏み込んで
説明致しました。 

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■セミナー会場準備中
会場は、商工会議所の大会場室です。
今回は、工務店さん中心に建材屋さん含めて18人。

自己紹介から始まり、住宅省エネ化の今後の方針、省エネ法から建築物省エネ法
変わる話など、初めての方でもわかるように時系列に流れを解説しました。


その後で、本編となる25年基準から始まる「外皮平均熱貫流率」の考え方、計算方法を
中心に解説し、簡単なモデルで実際にUA値を算出してもらいました。

一次エネ計算の実演もやりましたが、このあたりになると理解が付いてこない状況。
しかし、これは電話でもサポートできることですから、サワリだけに留めておきました。

 

DSCF5500.jpg
■会場準備(その2)
求められたテーマは以上ですが、地方の工務店さんや建材屋さんが悩んでいるのは
そこではないと考え、ここからはややお節介ながら「2020年以降の工務店生き残りのヒント」
と題して、3例ほど先進的な事例を紹介して正味3時間のトークを終了致しました。

 

こういう勉強会は、パワポだけで一方的にお話してもなかなか付いてこれるものでは
ありませんから、黒板やホワイトボードを使用しゆっくり丁寧に理解を深めてもらうことで、
不安を払拭してもらえたと思います。


工務店生き残りのヒントや雑学なんかも刺激になったようで、終了後のアンケートでは

「もっと勉強しないといけないと思いました!」

「戦略を学びます!」

「人口減少問題の認識が変わった!」 

など、僕が伝えたかったメッセージが伝わったように思いました。

 

今回は、省エネ基準対応にフォーカスした勉強会にしましたが、マーケティングや
経営戦略についても引き出しを用意していますから、また2度3度とお声掛けを
いただければ、 より理解を深めて具体的な行動ができるようになると思います。


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