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【初夏の青森旅(その4)】シャガールの舞台背景画 [ ・東北エリア]

途切れ途切れで恐縮ですが、今年5月に行った青森1人旅の報告です。

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■シャガールのバレエ「アレコ」舞台背景画
20世紀を代表する画家の一人、マルク・シャガール(1887-1985)は、1942年に
亡命先のアメリカでバレエ「アレコ」の舞台装飾に取り組みました。
青森県立美術館は、全4幕からなるそのバレエの背景画の内、3点を収蔵しています。
1点の大きさは縦が約9m、横は約15m。
巨大な画面にシャガールの色彩への情熱がほとばしっています。


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シャガールと言われても特段詳しくありませんが、写真2枚目の熊は独特なので
僕でもどこかで見た記憶がありました。

作品説明を読むと、背景がにはシャガール自身も描かれていてこの劇団に所属する
女性と恋仲になったものの、その女性は他の団員と仲良くなってフラれてしまい
終いには相手の男性は亡くなってしまうそうです。

それらを背景画に描く方もどうかと思いますが、描かせて背景画として使って
しまう劇団と言うのも、現代に生きる自分には理解できかねます。
そんなだから、こうして唯一の作品として残されたのでしょうね(笑)


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