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関係者向け内覧会 [ ・ビオトープのある研究所]

雨空の間隙を縫ってようやく外構工事が終わったため、開発許可の工事完了届けを
提出したのが金曜日の17時。
後は、1週間の書類検査期間後に現場での検査に臨むだけです。

工事内容的には滞りなく終えて問題ないはずですから、後は引き渡しに向けてダメ周り
の補修や設備系の最終調整を行っているところです。


一方で、今回の設計では未経験の技術が多かったため、色々な方に助言をいただき
ましたから、ゼネコンさんの許可を貰い1時間程度の特別内覧会の場を設ける事に
しました。
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■東側の木道
まだ湿生植物がなく水生生物もいないため、生命感は殆ど感じられません。

ビオトープとは、失われた自然を人為的に再生する試みですから、これから長い
年月をかけて自然に再生産される生態系を育む事になるわけです。



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■南側の木道
3千㎡弱の計画地中央に千㎡弱の平屋の研究棟を建て、ぐるりと囲むように700㎡の
水辺景観を造成しました。

高さ7mから2m弱の落葉広葉樹を主体に200本以上、その他にも低木やグランドカバー
を数百株植えています。

今年はまだ樹幹が小さいですが、来年春までにしっかり根を張ってもらえば今の倍
以上の葉が茂るようになります。



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「あっ、あそこに魚が泳いでいる~!」
と言うシーンを演じてくれました(笑)

今月末には地域産のクチボソやモロコ、オイカワを1500匹放流する予定です。
いずれ様子を見て、淡水のマシジミやハゼ科の魚、ヌマエビの類も追加したいと
思います。


正解中から訪れたゲストが日本らしい自然に触れてもらえると嬉しいですね。


魚の放流の様子はまたご報告しますからお楽しみに!

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