ライムの木、植え替え [ ・植栽計画]
昨年秋に購入したライム(Lime)の木を素焼きの鉢に植えてベンチの脇に置いていました。
■元気がないライム君
秋に購入した際、付いていた実をもいで果汁を絞り、ソーダで割ってライムソーダを作ったところ、
香り高く爽やかな美味しさに、嫁さんと二人で感動しちゃいました!
(ライムは収穫直後、最も香りが強く、時間が経つに従い弱まるようです)
「これは是非、ひなたCAFEのメニューに載せたいよね~」
と思って植木屋さんにもっと大きな木を探してもらったのですが、良い木が見当たらない。。。
そのため、鉢植えで弱ってきたこのライムの木を地植えすることに決め、
春が来る前に植え替えることにしたわけです。
「どこに植えようか?」
と思案しましたが、日当たりと広さを考えて東の道路面にユズとならびで植えることに。
ちゃんと水鉢も切って(作って)ありますよ~♪
地山(元の土)は固く締まる土で排水性が悪いため、根鉢周りを大きく掘り起し、鹿沼土を多めに
入れて植込み用土で埋戻し。
牛糞堆肥を多めに加えて、表土を被せ、ホースでたっぷり水を与えました。
ライムは花が多く咲く割に結実しにくいようなので、ユズのようにはたくさん収穫できないかも
しれませんが、そこは希望をもってお世話してみようと思います。
すぐそこに春 [ ・植栽計画]
先週土曜日のことです。
「まとまった雨が降ったから、そろそろ出ているんじゃないかなー?」
と思って、庭を探してみたところ・・・
「あった!!!ありましたー♪」
■今年初収穫した蕗の薹(ふきのとう)
野性的な春の香りがプンプン匂ってきます♪
3人にお裾分けしようと思っていたのですが、思いのほか少なくて自家消費することに(笑)
嫁さんに委ねたところ、ふきのとう味噌を作るみたい。
手作りコンニャクを湯がいて、ふきのとう味噌をつけると立派な味噌おでんになるんです。
■手作りのふきのとう味噌 ※2/22追記
ひなたCAFEのエントランス手前でも確認できますから探してみて下さいね~♪
雑木林の中のカフェを目指してコナラを2本補植 [ ・植栽計画]
本格的な冬が到来しましたが、遠州地域らしい青い空にコナラの紅葉が映えます♪
■コナラ(落葉広葉樹)の紅葉
ひなたCAFEの庭樹は5年目になりますが、枯れた木や強すぎて圧迫してしまう木が出てきたため、
更新を兼ねてコナラの樹を年内に2本補植することにしました。
そのため竹○内豊似の植木職人、内山君との打合せでふと、雑誌取材が12(日)にあることを
話したところ、
「それじゃ、11(土)までに植え替えちゃいましょうか?」
と言う話になり、すぐに樹の選定を行ない、パッパッと2日程で植え替えを終了させてしまいました。
昨年よりやや肥えた内山君が、とても気に入っていたのに枯れてしまった雲竜シャラを
幹立ちのコナラに植え替えているところ。
もう1本は、これまた気に入っていたビックリグミ。
こっちは強すぎて、周囲の芝生を枯らせてしまうほどになってしまったため、小さくして
別の場所に移動してもらい、大きなコナラに植え替えました。
幹周30cm以上、樹高5mを超える立派なコナラが仲間入り
しかも、幹がきれいな立派なアオダモも一緒に付いていて超格安なお値段♪
全体的に調和されているため、違和感をまったく感じないのです。
「こんなに恰好良い樹が良く手に入ったなぁ」と言ったところ、面白いことを教えてくれました。
今回初めて知ったことですが、彼は取引きのある庭木屋さんの在庫状況を常にチェックしていて、
畑に植えてある樹形を見ながら、「こんなシーンで使いたい」と常にイメージしているそうです。
だから、相談をした際すぐに「こんな木がありますよ♪」と提案ができるのですね。
これは僕の感覚ですが、雑木林風の庭が少しづつ注目されてきているような木がします。
コナラなどは公園などでしか用途がなかったのですが、植える人が増えてきたせいか在庫が
なくなってきたと言っていました。
このコナラも庭木屋さんで目をつけてから10年以上見守っていたようですが、提案できる場面が
なかったそうです。
ある程度広い面積がいることと、大きい樹を嫌がる施主が多いことから使う機会がなかったみたい。
ひなたCAFEは『雑木林の中のカフェ』というランドスケープデザイン・コンセプトに従って
作っているわけですが、まだまだ僕の理想像には届いていないため、少しづつ手を入れて理想形に
近づけていけたらと思っています。
ところで、、、
元々あったビックリグミはと言うと、、、
こんなに小さくなってしまいました(T_T)
でも、5年もすれば立派な樹になると思いますから、じっくりと育ててあげようと思っています。
猛暑に負けず、ユズ豊作♪ [ ・植栽計画]
庭の一角に植えてあるユズの樹が今年もたくさんの実を結んでくれましたよ。
■黄色に完熟した柚子の実
もちろん有機無農薬ですよ♪
忙しくてあまり(ほとんど)手をかけてあげられなかったのですが、記録的な猛暑にもめげず
たくさん実を結んでくれました。
猛暑のせいか例年より実は小ぶりですが、収穫量は昨年を大きく上回りました。
高さ1m50cm程の樹なんですけどね~。
さて、今年も子供達に収穫を手伝ってもらいましょう。
こんな感じで(笑)
■実を切る長女、落ちないよう受け取る次女
棘が痛いのと枝が固くてなかなか切れないし、受ける方も段々と重くなってくるので
これが意外と喜ばないんですよね~(笑)
贅沢な体験をしているんだけど、10年以上経ってからありがたみがわかるだろう。
半分収穫したところでバトンタッチ!
■結局5.2kgの実が収穫できました♪
「さーて、これで柚子のコンフィチュール(ジャム)を仕込むぞー!」
柚子のジャムはひなたカフェのランチプレートで12月から。
コンフィチュール作りの様子は、明日のひなたCAFEブログをご覧下さいね!(CMでした)
お庭でピクニック♪ [ ・植栽計画]
五月晴れの日曜日、近所の子供達とお庭でピクニックとなりました。
■芝生にレジャーシートを広げて
参加したのはひなたCAFEの子供達と仲良しのNさんち兄妹。
そこへSさんちの長男も参加。
午前中、次女の自転車練習に付き合ってくれたお礼に、オニギリとおかずを嫁さんが
作ってあげてました♪
■ウィンナーに手を出しているのはうちの長女(小3)
テーブルがなかったので、洗濯カゴを逆さにしてテーブル替わりに(笑)
正直、庭の設計段階ではこういう風に使うことは想定できませんでしたが、
すべて想定通りだったら面白くないですよね~?
予期しない出来事があることで、新しい発見があるというものです。
4年目の初夏を迎えた庭樹は一層緑のボリュームを増し、こんな使い方ができるまでに
なってくれました。
お庭でピクニックはかなり楽しかったようで、これからもせがまれそうです(笑)
やはり、天気の良い日に外で食べる食事は何よりもご馳走ですよね~。
樹木の管理と蕗(フキ)収穫 [ ・植栽計画]
この週末は春らしくとても気持ちよい気候でしたね~!
樹木の新緑も大部分が出揃って、雨上がり後の朝日を受けて輝いて見えますよ。
アプローチ正面左側に昨年暮れに植えたイタヤメイゲツが良くないですか?
お客様が気持ち良くご来店いただけるよう、今日は久しぶりに時間をかけて庭の
管理に汗を流しましたよ。
芝生に肥料を入れて目砂をかけてあげたり、雑草を根から除去したり。
(除草剤は絶対に使用しません)
家庭菜園には牛ふん肥料を1袋すき込み、トマト、ピーマン、ナスを2株づつ植え付けました。
それと今年はプリンスメロンの苗を見つけてしまい、思わず1株購入しちゃいました♪
かなり難しいとは思うんですが、試してみたくて・・・(笑)
庭仕事の最後に増えて育った蕗(フキ)を今年初収穫♪
葉を落とし、2回茹でこぼしてから皮を取り、油揚げと一緒に煮て夕飯の一品に。
これをいただくのが春の楽しみなんです♪
夕食で出したところ、一口食べた長女が
「おいしいーーー!!!」\(◎o◎)/!
小3でフキの美味しさがわかるなんて・・・。
苦労して作った2皿分が「あっ!」と言う間になくなってしまいましたけど、
こういうのは嬉しいですね♪
庭の樹木で季節がわかる [ ・植栽計画]
やっとやっと、、、待ちに待った庭のヤマモミジが芽吹きだしました\(^o^)/
学生時代、春と言う季節はあまり好きではありませんでしたが、社会人になってからは
超寒がりの僕は初春から初夏にかけてがもっとも好きな季節です。
今では、ひなたCAFEの庭が四季の変化を教えてくれます。
その植栽のうち、もっとも最初に春の訪れを知らせてくれるのが、蕗の薹(フキノトウ)。
その後は、満開のトキワマンサクだったりこのヤマモミジの芽吹きです。
高木だけでなく、地植えして3年目のユリも芽をだしていました。
年々株を増やしながら7月には鮮やかな黄色い花を咲かせてくれます。
この周囲ではフキがどんどん芽吹いていて、今年はフキがたくさん食べられそうです。
フキの茎をお出汁と油揚げで煮るだけで立派な一品になりますし。
ところで、これ何だかわかりますよね?
ヤマモミジにはカマキリの卵塊がたくさん産み付けられていました。
毛虫がつく樹木にはこれらを捕食するカマキリが共生しているようですね。
ランドスケープデザインをしていたころでは当たり前だった、生物多様性という概念が今、
盛んに採り上げられていますよね。
絶滅危惧種や希少種など単一個体だけを保護するだけでなく、それを支える生態系全体が
共存できる環境が重要と言うものですが、自分にとっては20年前に教えられてきた概念だけに、
「えっ、知らなかったの?」
と少々驚いたのがつい先日のこと。
気仙沼で牡蠣の養殖業を営む畠山重篤さんが、フランスでの視察で学び、上流の山に
広葉樹を植えたことで赤潮被害が減り、元気な牡蠣が戻ってきたと言うニュースは有名ですが
これも生物多様性を物語る一つのエピソードですね。
また、著書奇跡のリンゴで有名なリンゴ農家、木村秋則さんが無農薬で美味しいリンゴを作った
エピソードには生物多様性を含んでいます。
うちでは減農薬のみかんを食べているのですが、食べ比べると味に深みがあり、
微妙に美味しいから。
やはり、雑草やミミズ、ダンゴムシが生きられる元気な土に根を張った樹は単なる甘みや
酸味以外にも微妙な味を加えてくれるのだと思います。
さてさて、、、オートキャンプ場の基本計画も今週が大詰め。
本来の基本計画は来年度のようで、今年は基本構想と基本計画の中間的な位置付けとの
ことですが、来年度にはゾーニングと交通アクセス、事業性検証などを確定する必要が
あると思い、意匠性は別にしてこれらの検討ができる図面を描いておくことを提案しました。
「レベルの押さえはしてあるの?とか言わないの~♪」←姫ちゃん風に
■1/1000で作成した3.5haのオートキャンプ場基本計画図
1/2500の都市計画図白図を下敷きにしてCADへ計画地の境界線をプロットし、
昨年策定したゾーニング案を元にテントサイトを割り付け、利用料の試算もしてみました。
雑木林にテントを張れるようにすることで、夏の稼働率も上がるのではないかと。
ここでは生物多様性についても学んでもらえるようにしたいと思っています。
樹名板をつけました [ ・植栽計画]
年末、植木屋さんにイタヤメイゲツを植えてもらった際、樹名板をつけてもらいました。
コナラの樹に付いているハンドメイドの木製樹名板
殆どの中高木にこんな風にぶら下がっています。
具体的に指示はしていないのですが、こういうさりげないところにセンスが光っています。
樹木が傷つかないよう、シュロ縄で枝に引っ掛けてあるところにも
樹木への愛情が感じられますよね~♪
若き植木職人の内山君は、弟子を2人つけて頑張っています。
EXIL系イケメン植木職人チームは、奥様ウケすると思います。
(若いって素晴らしい・・・。)
ひなたCAFEにお越しいただいた際、樹名板を探してみて下さいね。
幾つ見つけることができるでしょうか~?
見事当てた人には・・・
幸せが訪れると思いますよ。うん!
(実は僕も知りません・・・)
そうだ!鳥の巣箱を作ろう! [ ・植栽計画]
日曜日の朝、庭を眺めながらコーヒーを飲んでいると4~5羽の野鳥が来ていました。
それで思いついたこと。
「そうだ!鳥の巣箱を作ろう!」
巣箱を取り付けるのはこの樹。
コナラ(『小楢』ブナ目ブナ科コナラ属の落葉広葉樹)
コナラの樹には、実に300種類の動物が集まってくるそうです。
一方、ヒマラヤスギなどは30種類なのだそうで、何となくわからないでもない。
夏には豊かな葉を繁らせ、西日を遮ってくれますし、春は新緑、秋にはドングリ、紅葉と
一年を通じて楽しませてくれる樹で僕のお気に入りでいずれもう一本植えたい。
このコナラの樹に今年の秋、鳥の巣箱をかけようと考えています。
野鳥の巣箱と言うのは人間の家のようなものではなく、営巣し卵を産んでヒナを育てるための
仮の宿のようなものなのだそうです。
巣箱を『秋』にかけると冬の間、鳥達が『ねぐら』として利用し、巣箱に慣れてくると
餌が豊富な春頃になると卵を産んで繁殖活動をするようです。
巣箱は買えば早いけど、調べてみれば作るのもそれ程難しくなさそう。
とは言え図面を描いて、材料を切って作るとなると半日は確実にかかりそうです。
今年はタイミングを逸しましたけど、秋に向けて巣箱を作るという【予告】です。
その他、今考えている住まいについての妄想群を幾つか紹介。
「そうだ!ホームシアターを作ろう!」
「そうだ!子供のためのロフトを作ろう!」
「そうだ!葡萄を育てよう!」
「そうだ!ゴーヤのカーテンを作ろう!」
と言うのもあります(笑)
ホームシアターは年内には実現しそうですが、他はちょっと先になりそう。
そんな中、2005年12月の入居から4年以上かけて地道にしつこく、ネチネチと続けてきた
納戸の片付けがようやく一段落しそうです。
GWや年末年始休暇、夏期休暇などの長期休暇の度に、少しづつ少づつ進めてきたもので
近いうちに記事にしたいと思います。
さてさて、一方で建築のお手伝いも地道にやっております。。。
Nさん邸、増築Ⅱ期工事のエスキース中(Ⅰ期工事は浴室リフォームで2/4着工)
昨夜はエスキースしながら寝てしまい、朝目覚めてそのまま続けました(笑)
もしそのまま突然死してしまったら嫁さんは、
「亡夫は死ぬ間際までペンを握っていました。ううう・・・。」
などと泣いてくれただろうか?
他にも3月末までに公園設計のお手伝いなど。
こちらはキャンプ場を優先的に行なうようで、イチ利用者としてもとても楽しみで
気合いが入ります♪
Nさん、今しばらくお待ち下さいね~!
子供達と庭のユズを収穫しました [ ・植栽計画]
ひなたCAFEの庭にある子供の背丈ほどのユズの木に、今年はたくさんの柚子がなりました。
今年で4年目。1年目から10個程度のユズがなりましたが今年は例年にない豊作♪
青虫の時期も農薬を使わず手で退治し、完全無農薬有機栽培とすることができました。
(と言ってもそれ程手間はかかっていませんけどねw)
無農薬にこだわったのはひなたCAFEで出す柚子ジャム(マーマレード)を作りたかったから。
今日は比較的まとまった時間がとれましたから、子供達を呼んで柚子の収穫をさせました。
ひなたCAFEにいらしたことがある方はお気づきかもしれませんが、
ご覧のように本当に小さなユズの樹なんです。
小2の長女が柚子の実を切る係。
年中の次女が収穫した柚子を持つ係。
実のなっている枝は意外に堅く、小2の長女は半分も収穫していないのに根を上げました(笑)
収穫した柚子を数えてみたら49個。重さは2.3kgでした。
例年十個前半でしたから、今年は本当に大豊作ですよね!
この後、初めてゆずジャムを作りましたが想像以上に大変でした(汗)
おじいちゃんのゆずジャム程ではないかもしれませんが、まずまずの出来だと思いますから、
次回のタイ風グリーンカレーランチのプレートにこれまでのバターに替えてご提供致します。
* * * * * * *
ひなたCAFEの1周年記念Weekはお陰様で無事終了しました。
課題もありましたが、土曜日は常連さんが多数お越しいただき、
「一周年おめでとうございます!」
と言う暖かな励ましのお言葉をたくさん頂戴致しました。
本当にありがとうございます。