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【お薦め映画紹介企画】レヴェナント:蘇りし者 [ ・映画]

今回も勝手にお薦め映画紹介企画をお送り致します。

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■レヴェナント:蘇りし者
2016年公開、レオナルド・ディカプリオが念願の主演アカデミー賞を受賞した
話題作です。

【あらすじ】
1823年、毛皮ハンターの一団はアメリカ西部の未開拓地を進んでいた。
隊長のヘンリーを先頭に、ガイド役のヒュー・グラス(演:ディカプリオ)
とその息子のホーク、そしてヒュー・グラスに対して敵意を抱いている
フィッツジェラルド(演:トム・ハーディー)たち一行だったが、ある時、
先住民に襲撃され多くの犠牲者を出す事態に。
生き残ったグラスたちは危険な川を避け、船を捨てて陸路で砦に戻ろうと
するが、グラスは巨大な熊に襲われて瀕死の重傷を負ってしまう。


アカデミー賞作品だからと言ってお薦めするわけではありません。
これがアメリカ西部開拓時代を生きた実在の罠猟師ヒュー・グラスの半生と、
彼が体験したあまりにも過酷な
事実を元にした作品であり、それをとても
丁寧に描かれていたからです。


これは出来れば、映画館で見ていただきたいところですが、レンタルで
ご覧になるならぜひ、Blu-Rayのマスターオーディオで臨場感のある音響で
体験することをお薦めします。

これが事実だと聞いて、自分なら何度死んだだろうか?と思えるほど
あまりにも過酷で一度観れば、深く脳裏に焼き付くと思います。
そして、西部開拓時代と言う歴史を理解する一助になるでしょう。

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無事に移転オープンしました♪ [ ・ドラッグストア移転計画]

今年のGWに高校の同級生から相談のあったドラッグストアの移転計画ですが
この日曜日に無事、リニューアルオープンしました。

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■リニューアルオープンした店内
ここは相談をされた同級生の夫であるご主人の祖父が100年前に薬局を開業された
場所だそうです。
正確には来年4月に100年を迎えるそうで、その前にここに戻ってこられたことに
感慨深い様子でした。


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■改装前の様子(2020年5月)
店舗への改装前は住居として使われていたそうで、今回の移転計画は主力商品の1つ
だった化粧品をメーカーが販売終了したところへ、コロナ禍の外出自粛が重なり20年
以上入居していたショッピングセンターの家賃負担が経営を圧迫することが切っ掛け
でしたから、非常に緊急性を要していました。



5月に連絡を貰った時点では、ショッピングセンターを9月末で退去し、祖父が
開業した地に戻ることを決めていました。
そのため、移転後の売上げ予算を大きく減らした上で事業継続できるよう、最小限の
改装費で店舗を移転させる必要があったため、最初の相談は「低予算で改装工事を
引き受けてくれる工務店を紹介して欲しい!」というものでした。



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■改装前の外観


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■外観夜景
正直、当初予算では今回の工事内容は無理でしたから、コンサルタントとして僕が
最初に行ったのは減らした売上げ予算の商品構成を考えてもらうことでした。
店舗部分の面積は限りがありますから、何をどれだけ展示し、どう言う動線で接客を
するかで、それが明確になって図面化出来なければ、工務店を紹介しても無意味
だからです。



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■リニューアル後の店舗
もう一つ提案したのは、屋号の改称です。
移転の動機は家賃負担を減らすことでしたが、せっかくショッピングセンター
という枠から外れて、 「新たなお客様と出会う機会を得たわけですから、自分達の
強みや提供したい価値を表現した方が良い!と提案しました。


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■最後まで悩んだ小上がり
当初は靴を脱がないでも良いように、全てフラットにしたいと言っていましたが
エアコンの冷媒配管が走っているのと、撤去費用も大きいため小上がりは残す
ことに決まりましたが、靴を脱いでもらうことに抵抗があったようです。
しかし、高齢者にとっては靴を履いたまま上がることの抵抗感が強いことが
わかり、カーペットタイルにすることになりました。



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■記念撮影
リニューアルオープンを記念してご夫婦と建築チームでの記念撮影。
建築の完成はゴールではなく、ここからが新たなスタートになるわけで新たな
想いで10年20年と時を重ねていただき、益々の発展を祈念してこの日は
お店を後にしました。

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【お薦め映画紹介企画】TIME/タイム [ ・映画]

見積り依頼をしたゼネコン各社の積算担当者、営業担当者からは毎日の様に、
色々な質疑をいただきます。

「今回こそ完璧だろう!」

と思っていても、ギリギリまで図面作成に費やした結果、平面詳細図や矩計図と
仕上表が食い違っている事を指摘されて凹みます…。

単なる誤記なら良いのですが、検討不足だったりする事もあり、メーカーや
職人さんに相談して最適な仕様に修正し、見積りを変更してもらうことに
なってしまいます。

それでも契約後や施工中、生産指示がかかった後だと被害は甚大ですから、
恥をしのんで最適なものに変更してもらっています。



さて、今回もFacebookで受け取ったバトン企画から、勝手にお薦め映画の
紹介企画の2作品目です。

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■TIME/タイム
2011年末公開のハリウッド映画です。
近未来社会を描いた映画で、「働く」と言う事と「お金」の意味をストレートに
問う映画で、コロナ禍で経済が停滞し、単月売上げが前年の9割減と言うリアルが
あちこちの地域、業態で起きている今だからこそ観ていただきたいと思いました。


僕が自宅カフェの起業を思い付いて、まず何をしたかと言うと「マーケティング」
と「経営」の勉強です。
ある経営コンサルタントから最初に学んだのは、「経営者にとってお金とは時間だよ」
ということ。

そこで「あー、確かにー!」と思い、経営者としてカフェを考えることと、
マーケターとして利用者の立場からカフェを考える事が習慣になりました。


さて、この映画です。
この作品の世界ではお金と言うものが存在しません。人は一日労働すると
雇用主は「お金」の替わりに生きるための「時間(TIME)」が与えられ、
コーヒーを一杯買うと生きられる時間が数十分短縮されてしまいます。

雇用主である富裕層は、労働者から生きられる時間を搾取し、何百年と言う
無限に生きられる時間を持っているという設定です。

これって「時間」を「お金」に置き換えてみれば、現実の世界で起きている
ことですよね?


つまり、資本主義社会の仕組みを揶揄しているわけです。
僕達が生きている世界の仕組みを知る事は、これからどう生きていけば
良いのか?子供達には何を教えれば良いのか?の参考になると思います。

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【お薦め映画企画】ショーシャンクの空に [ ・映画]

3月中旬から実施設計に入っていた化粧品工場は、先週ようやく見積りに入りました。
開発許可のための土木工事を含むため、300枚近い図面ボリュームのためお見積もりも
1ヶ月近く掛かります。

一方、高校の同級生からの依頼でコンサルした薬局の移転プロジェクトも9月末には、
完了する予定ですが、しばらくはまとまった建築ネタも少ないためFacebookで託された
「お薦め映画紹介企画」をお届けしたいと思います。


最初にお届けするのは、公開終了後に人気が出てロングセラーになっているこの作品

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■ショーシャンクの空に
海外ドラマの人気作品「プリズン・ブレイク」は、きっとこの作品からインスパイア
されて企画されたと思います。

作品タイトルとDVDジャケットから食わず嫌いでしたが、レンタルショップ店員の
お薦め作品と言うことで観てみたところ面白くて4回観てしまいました。


母親の脳トレに観せてみたところ、「良い映画だったねー!」と満面の笑顔でした。

もし、まだご覧になったことが無いようでしたら、シルバーウィークにご覧になって
見て下さい。鉄板のお薦め作品です!

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