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オフィスビルにホームシアターを作る [ ・プロデュースの仕事]

ある企業のオフィスビル内にホームシアターコーナーを計画中です。

自宅でプロジェクターを使ったホームシアターを作った経験がさっそく活きました♪

液晶大型モニターを使えば比較的簡単ですが、プロジェクターでスクリーンに投影する方式の
ホームシアターを作るにはちょっとしたコツが必要ですから、是非ご参考になさって下さい。

3Fシアターゾーン2012.jpg
■120Vインチスクリーンのホームシアター
スクリーンに投影できる大きさ(インチ数)は選んだプロジェクターでほぼ決まってしまいます。
というのも、プロジェクターによって投射距離やレンズシフトの調整幅がマチマチだからです。

プロジェクターの設置場所は通常、天井に吊るか背面の壁面に埋め込むことが多いのですが、
廉価なプロジェクターは調整幅が少ないか無いに等しいことが多いため、プロジェクターの
設置場所を事前に検証しておかないと希望する大きさの大画面映像が確保
できなくなることがあります。

また、プロジェクターを頭の高さよりも高い位置に設置しないと、通行に支障をきたしますから、
プロジェクターを設置する天井高を確保する必要があるため、映像機器と建築は同時に
考えることがとても重要ですよ。

 

3Fシアターゾーン2012(断面).jpg
■断面図によるヘッドクリアランスのチェック
このケースでは、プロジェクターを天井ではなく既存の梁にぶら下げることになったのですが、
チェックしなくてはいけないのが、オプション設定されている天井吊り金具の調整幅と高さ方向の
補正幅です。

プロジェクターには必ず機器毎に光軸(レンズ中心線)に対して、どの程度上に映像が投影できるか
が決まっているため、この調整幅を超えるしまうと映像が台形になったり、小さな映像しか投影
できない結果になってしまうのです。

また、闇雲に大画面を投影できれば良いかと言うとそういうわけではなく、
どこから視聴するかによって必要な画面サイズが決まり、同時にスピーカーの位置も
変わってきます。


ですから、値段だけでプロジェクターを購入してしまうと失敗してしまうことが多いですから、
あらかじめ図面で多面的にチェックすることで、基本的な失敗を減らすことが可能です。

もし、プロジェクターによるホームシアターをお考えの方がいらっしゃいましたら、
図面による事前チェックを行ないますのでお気軽にご相談いただけたらと思います。


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強みを伸ばす [ ・プロデュースの仕事]

建築のプロデュースも人のプロデュースも基本的な考え方は

強みを伸ばす

強みを活かす

ことだと思います。

 

苦手なことを伸ばそうとしても、なかなか一流にはなりにくいですし、結果が出る前に
折れてしまいがちだからです。

「そんなの知ってるし、やっているけど成果がでないんだよ!」

と言う声が聞こえてきそうですが、それは強味を履き違えているから、間違って認識している
のではないでしょうか?
 

と言うのも、強味と言うのは意外に自分では気づいていないことが多いからです。
何故かというと、それは世の中の普通レベル以下だったりしますよね。

そんな時は一歩二歩引いてみるとハッキリと見えてくることもあるし、他業界や素人と
思われる人に聞いてみると呆気なくわかってくることもあります(笑)

 

では、弱みはどうするかと言うと、一般的にはキャッチアップと言われています。
つまり、他社(他者)並みになることを言いますが、視点を変えて『弱みは個性』と考えると
すごい強味になることもあります。

例えとして正しいかどうかはわかりませんが、もの凄い大発明をしたり、大発見をした人物が
人とコミュニケーションをとるのが酷く苦手だったりするのと近いかもしれません。

 

資金も経験もない僕らが、ひなたCAFEを立ち上げて2年超運営してみて感じたことですが、
何かを作る際には共通の考え方ではないかと思っている次第です。


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周りと過去は変えられない(ワタミ会長の言葉) [ ・プロデュースの仕事]

昨年末に放送されたがっちりマンデー「スゴイ社長大集合!どこよりも早い大新年会SP」での
日本マクドナルド原田社長のコメントを受けて語った、ワタミ㈱渡邊美樹会長の言葉が印象的でした。

自分と未来は変えられるっていつも思っています。

周りと過去は変えられないんです。
だから、周りと過去は前提なんです。

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それは誰のため、何のため? [ ・プロデュースの仕事]

浜自カフェブログをお読みいただいている方の中には、TBS系列の情熱大陸
ご覧になっている方も多いのではないでしょうか?

かくいう僕も毎週録画して観ているのですが、3/7(日)放映の情熱大陸
紹介された、改善士の横田尚哉さんのことは知りませんでした。

 

毎週観ている番組ではありますが、 実は横田さんの事を最初に知ったのは番組
ではなく、土井英司氏が毎日発行しているメルマガビジネスブックマラソン
紹介されたから。

番組では、横田さんが建設コンサルタント会社のパシフィックコンサルタントに
勤務されており、

公共事業で2000億円ものコスト改善をした実績を紹介していました。

これまで何度か記事にしたように、僕も前職で建設コンサルタント会社に勤務し、
ランドスケープデザイナーとして公共事業の設計をしていただけに、横田さんが
された仕事を知り、目指すべきものがまた一つ明確になりました。

 

横田さんが常に意識するのは、「それは誰のため、何のためか?」と言うこと。

 

僕も常々同じようなスタンスで物事を考えるようにしていますが、視野の広さと
深さ、そして視点の数がまったく違うと思いました。

そして、関係者を巻き込み、チーム全員の知恵を集めて期間内で目的を達成させる
プロセスは見事と言うより他ありません。

 

これまでも、ローコストでのカフェ開業や家作りを意識してきましたが、

「それは誰のため、何のため」

を突き詰めて考えれば、もっと色々な提案が出来そうな気がしてきます♪
さて、それはいつ実現することになるでしょうか?
こうご期待ください。


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道徳なき経済は『罪悪』 [ ・プロデュースの仕事]

道徳なき経済は『罪悪』、経済なき道徳は『寝言』


二宮尊徳が説き広めた報徳思想では、経済と道徳の融和を訴え、私利私欲のために
商売を行なうのではなく、社会のためになることをすればいずれ自らに還元される
と説いています。

この言葉をいつ知ったのかは覚えていませんが、座右の銘の一つとしていつも
心に留め、物事を考える際の基準にしています。 

 

今回、なぜこのテーマにしたかと言うと、本業の商品プロデュースを通して
企業経営者と話をする機会が多いのですが、視点が利益の追求でしかない経営者が
あまりに多いからです。

企業である以上、社員を雇用して売上げを作り、株主に対して利益を配分する義務
があるのは良くわかりますし当然のことです。

 

ですが、お客様へどのような価値を提供するかの議論なしに、売上げや利益を
論じることの無意味さに気付かないことが不思議でなりません。

言葉では「顧客価値が大事」と言っても、本質的に理解しているとは思えない
のです。
なぜそう思うかと言うと、サービスのディティールを考える際、事業コンセプト
と外れるような意見が当然のように出るからです。

そのため、「えっ、それって変ですよね?」と言っても、

「○○を××にしたらコストが上がって買ってもらえないだろう!」

といった教科書的な返事が帰ってくるのです。
これは、お客様目線ではなく、自分目線であり、元々その商品に価値を見出して
いない人に多い発言だと思います。 

 

 

彼らと話していて思うのは、年間売上げが数億から数百億の事業規模になると、
会議室での議論が中心となり、机上に置かれた決算報告書や企画書に基づく判断
であり、千万円単位での判断が求められるからではないか?と言うこと。

 

一方、ひなたCAFEをリアルに運営する自分は、お客様と数百円単位の真剣な
やりとりをしているわけで、その視点で話をしてもまったく噛み合いません。

当然と言えば当然ですが、億を超える売上げもすべて1円の積み重ねで出来ている
わけですから、経営者は蟻の目と鷹の目を使い分ける必要があると思うのです。

 

僕らはひなたCAFEを作るにあたり、店の存在意義を考える際、
どういうお客様にどのような価値が提供できるかを、最初に嫁さんと話し合い
ました。
そして、僕らがやりたいことの軸線上にあることを選び、できることからやって
いこうと決めました。

当然、予算計画の段階で売上げや利益の試算をしましたが、上限と下限を知り
大幅にずれていないかを確認するためにした程度です。
(これは第三回建築基礎講座を受講された方にはお話しましたよね?)

 

ここで考えたのは計画を大幅に下回れば、早々に店を閉める決断をし、大幅に
上回ればスタッフが増え、支店ができるだろうと言うこと。

 

万が一もないと思いますが、ひなたカフェが数百億の事業規模になった
としても、冒頭の報徳思想を拠り所に執行していきたいと思っていますし、
もし経営を引き継ぐ者がいたらキチンと教えていきたいと思います(笑)


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情報不足を補うのが決断力 [ ・プロデュースの仕事]

かなり前ですが何かのメルマガで読んで「ナルホド!」と思い、とても参考に
しているのが

情報不足を補うのが決断力

と言う考え方。
確かにその通りで、すべての情報が揃っているのであれば、そもそも決断など
とは言いません。

 

僕は新規事業立ち上げの仕事やカフェ経営の他、家作りのお手伝いをさせて
いただいていますが、様々な場面で『決断』が求められます。

僕自身が決断を迫られることも多いですが、経営者やお施主さん自身が決断を
迫られるシーンも多々あります。
そんな時に良く考えるのがこの言葉。

 

そのため過去3回行なった建築基礎講座でも、

お施主さんがすべきことのうち、とても大事なことの一つが『決断すること』

と強く申し上げております。

 

なぜなら決断しなければ次に進めないから。

例を挙げると、「家を建てたいなぁ~」と思っているのは決断とは言えない。
これは「宝くじが当たったら、家を建てたい!」と言っているのと同じです。

 

こういう場合は、かなり深くまで掘り下げてみると判りやすいです。

 ・家を所有するのか?しないのか? → する!

 ・家を所有するとして、集合か?戸建か? → 戸建住宅

 ・戸建として、購入するのか?自由設計にするのか? → 自由設計

こんな感じです。

 

 

ひなたカフェを開業をする際も、高校生の頃に漠然と
「喫茶店を持ちたいなぁ・・・」と考えていましたが、住宅を建築すると
決めたと同時に「カフェを開業する!」と決めました。

自宅とカフェを持つ

とまず決断すると、次には「ではどうやって実現するか?」を考えることに
なります。
それと同時に「どこに住み、お店を開業するか?」を考えます。

どんな複雑なことでも選択肢は2~3つ。
多くても精々4つ程度に分けることができますから、自分が決めることが
できるレベルまで分解(ブレイクダウン)して決めていけば良い訳です。

 

僕が家作りの相談を受けた場合などは、クライアントが決断できるよう、
情報を整理し、提供するように心掛けています。


なぜなら、決断することとカンで決めることとは違うからです。

決断すると言うことは、限られた時間内に集められる限り情報を集め、
その情報を元に自分が進むべき方向性を決めると言うこと。

 

ですから、「これだけ情報が揃えば決断できるだろう!」と思って
プレゼンした場合でも、決められない経営者やそれに準ずる役職の方を
見ると、「決断力がないなぁ」と思ってしまいます。

 

以上、建築基礎講座の第1回でお話しした内容の補足だと思って下さい。 
思い通りの家を作るためのプロセスにおいて、とても重要な考え方です。

建築基礎講座はリアルな情報提供の場として、この浜自カフェブログは
通信講座として位置付けていますが、その上でもっと深く大きな決断や
判断が必要となった場合に個別相談が必要となると思っていただければ
幸いです。 


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目的達成のための3ステップ [ ・プロデュースの仕事]

今回は唐突かもしれないですけど、一度触れておきたいと思っていたことなので
勢いに乗せて記事にしてみました。 

僕は戦略論の専門家ではないから、事細かに論述することはできませんが、
ある困難な目的を達成しようと考えている方は、知っていて損はないと思います。

目的達成のための3ステップを考える上で、割と誰でも知っている言葉が
『戦略、戦術、戦闘』。

ですが、これを意図的に運用している人や企業と言うのは割と少ない気がします。

 

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商品プロデュースの仕事(その2) [ ・プロデュースの仕事]

最近、商品プロデュースの仕事がとみに動きを見せてきたお陰で、
出歩く事も多く、なかなか落ち着いてブログに向えません(←言い訳)

 

それでも今週、嬉しいことが一つありました。

 

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商品プロデュースの仕事 [ ・プロデュースの仕事]

前回記事のバトンの回答で問われた、商品プロデュースと言う仕事について
少し触れてみようと思う。

今、メインで担当しているのが某メーカーさんの商品プロデュースです。
1年半程前、そのメーカーの商品企画部門から、新期事業の商品プロデュースの
話をいただいた。


その際、クライアントである企業の経営トップから、

 

「ある特殊な技術があるのだけど、それを住宅で使えるものにして欲しい」

 

と言う依頼を受けた。

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