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晩秋の浜名湖サイクリング(後編) [ ・浜名湖周辺]

今回も「晩秋の浜名湖サイクリング」後編をお送り致します。

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■三ケ日町大崎地区
浜名湖は河川法では二級河川の「都田川」になりますから、ここは河川区域内と
言うことになります。
しかし、太平洋と繋がっていますから大雨が降っても水位が上がらないため「堤防」
と言う構造物がありません。
(公共の道路や建物は、ここよりもっと高い位置にあります)

年間を通じて波が低いため、これほど水面に近くにサイクリングロードが設置できた
のでしょう。それ故、自転車で走った者でなければこの景色を知ることは出来ません。



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■三ケ日町大崎地区(その2)
この辺りに来ると大きな岩のある磯の風景が見えてきます。
地球史に詳しいともう少し気の利いた説明ができるのかもしれません。

ぜいたく言うなら転落防止柵が無ければもっとスッキリすると思うのですが、
今の時代だとちょっと無理話でしょうね(笑)



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■昼食休憩
いつもの場所で松の木陰に入り、ヤカンでお湯を沸かしてカップヌードルと
セブンの味付け卵をいただき、食後にホットコーヒー。
「寒いだろう?」と予測して、チリトマトヌードルにしましたが走っていなくても
丁度良い気温でした。


昼食を食べ終えると、いつもはここで元ルートを戻るのですが、何しろ今回は
気ままな独り旅。
久しぶりに「瀬戸」から「猪鼻湖」を通って帰ろうと思い立ちました。

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■昭和30年9月竣工の「瀬戸橋」
浜名湖(左側)と猪鼻湖の間に掛かる吊り橋で、車一台が通れる狭い道幅ですが
正式な県道310号の道路橋です。
左手の橋の辺りは、映画「藁の盾」で使われていて「おっ!」と思いました。


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■猪鼻湖と瀬戸橋(左側)を望む
何でもこの辺りには第二次大戦で使用された陸軍の戦車が沈んでいるとか?
何年か前に大規模な捜索プロジェクトが組まれ、固定を探査しましたが残念ながら
発見できませんでした。



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■猪鼻湖(の約半分)
湖の周囲は三ケ日みかんの畑が広がっています。
ここから、東急リゾートエリアを抜けて国道362号線に合流し、スタート地点の
舘山寺へ戻りました。



今回の走行距離は45km。消費カロリーは1200kcal。
午前11時にスタートし、13時に昼食を食べて15時半に戻る、かなりのんびり
としたサイクリングでした。

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晩秋の浜名湖サイクリング(前編) [ ・浜名湖周辺]

半年ぶりのサイクリングは、晩秋の浜名湖を走ろうと考えてタイミングを
見計らっていましたが、「この日しかないだろう?」と11月23日に決定。
前日の大雨と打って変わり、快晴に近い絶好のサイクリング日和となりました。

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■大好きなポイントの一つ
ここは三ケ日町都築地区。静かな湖面がすぐそこに迫り、ぐるっと弧を描いた
水際線と樹林のランドスケープが気持ち良い。


ここらはリゾートマンションや保養所、大企業の研修施設が立地しています。



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■細江町のホンダ技研工業西側
今回はきままな一人旅でしたから、舘山寺を起点に少し遅めの時間に
スタートし、好きな時に停まって好きなだけ写真撮影をしました。

この辺りはベンチがあるため少人数の場合、最初の休憩地点になることが
多いですが、ゆっくり立ち止まった事はありませんでした。



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■三ケ日町大崎地区
この辺りもとてもお気に入りのスポットです。
浜名湖から遠州灘へまっすぐ視線が抜けています。



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■水上スキーの練習
景色に見とれて撮影をしていると、見慣れないボートを見かけました。
しばらく眺めていたところ、水上スキーの練習だったようです。
水上スキーをされているのは女性でしたが、とても上手で競技のための練習中
のように思いました。


今回は一人ポタリングだったため、ここ数年走っていなかった「瀬戸」
「猪鼻湖」を回れましたから、後編で簡単に紹介したいと思います。

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東京産カカオで作ったチョコレート? [ ・美味しいもの]

朝の通勤時はFMラジオを聴きながら走っています。

先週、11月13日8時10分放送の「ホンダ スマイルミッション」を聴いて、
大いに興味が湧き、紹介された埼玉県草加市にあるチョコレートOEM製造を
手掛ける「平塚製菓」さんのWEBサイトをチェックし、ラジオで初回された
「東京カカオ」のオフィシャルサイトを読み、ひなたCAFE運営の参考にと考え、
東京産カカオで作ったチョコレートを購入してみました。

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■同梱されていた手さげ袋もオリジナル
小笠原産のカカオだから東京産カカオと言うのは決して誇大広告ではない
ですよね。



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凄いのは同社社長が2003年にガーナ視察から自家製カカオからチョコレートを
作ろうと思い付き、すべて手探りの中、2010年に種子を輸入する許可を得て
2011年に小笠原諸島にガラス温室を作ってカカオ農園から始めたこと。
それから色々な人のアドバイスを受けながら、カカオの収穫に至り2015年に
チョコレートを試作し、2016年にプレス発表。

そして、いよいよ今年2019年11月1日、2万個限定で初回発売にこぎつけたこと。

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2003年と言えば僕が「ひなたCAFE」のビジョンを思いついたのと同じ年。

それから土地探し、コンセプトメイク、建築計画、店舗作り、メニュー作成から
カフェをオープンし、2014年に手作りジャム工房へ転向し今に至ったわけで、
ひなたCAFEの今後を考える上で参考になるのと、応援の意味を込めて購入する
事にしました。

うちでもユズ、レモン、ライムの苗を植えて育てているため、こういう歴史も
シンクロしたようです(笑)


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■TOKYO  CACAO 2019
缶製のパッケージ!
本体3,240円(税込み)+送料693円と確かに高価ではあるものの、直接販売
だと今年の2万個の売上げは6千万円。

このパッケージだけでもかなりのコストウェイトを占めているし、到底今年一年
で黒字になるわけがない。



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缶容器を開けるとようやく本体のチョコレートに会えるわけですが、
そこここにこれまでの苦労や想いを伝えるようになっていて、長いこと
新規事業を担当していたため、何か共感するものがありましたね~


今回は「味覚体験を買う」以前に「想いを買う」ことにしたわけですが、
うちのお客様も同じ思いで利用していただいていることが、少しだけ
分かった気がしました。

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【レシピ付き】野沢菜漬けは手作りがお薦め [ ・美味しいもの]

2週間前に南信州の遠山郷を訪ねた際、道の駅「遠山郷」で生の野沢菜が販売されて
いたため、2束購入しました。
お値段は1束120円でしたから2束で240円(税込み)。
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自宅で計ってみると1束1kg、合計2kgの生の野沢菜で野沢菜の醤油漬けに挑戦して
みました。

作り方を調べてみると野沢菜漬けには、塩漬け醤油漬けがあり、いつも購入していた
のは醤油漬けのようでしたから、醤油漬けを選択。
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1週間程度で食べられるようになりましたが、2週間経った方がより美味しく
いただくことができています。

妻も「売っているのとはちょっと違うけど、これはこれで美味しい♪」とビールの
あてに楽しんでくれました。


今回、野沢菜を漬けて分かった事ですが、野沢菜の醤油漬けは「和風ピクルス」
だと言うこと。

漬け汁の材料は、醤油、お酢、砂糖、本みりん、唐辛子だけ。
あの酸味は、乳酸発酵によるものではなく、食酢の酸味で甘味は砂糖によるもの
でした。
塩漬と違って塩分控えめですから、冬の緑黄色野菜が不足する時期でも多めに
食べる事が可能になるわけで、美味しいだけでなく山間で健康に生きるためにも
合理的な調理法だと言うことがわかりました。


【レシピ】 生の野沢菜2kg分 ※大人二人で2~3週間分
 ①野沢菜   ・・・ 2kg
 ②しょう油  ・・・ 370ml ※淡口醤油の方が仕上りが綺麗だと思います。
 ③砂糖    ・・・ 120g
 ④食酢    ・・・ 160ml
 ⑤本みりん  ・・・ 120ml
 ⑥鷹の爪   ・・・ 適宜  ※お好みで

1.野沢菜は株の根元に泥汚れがたまっているので、流水で良く洗い水を切る。
2.漬け汁を作る
  材料②~⑥を混ぜて砂糖を溶かす
3.ポリエチレン袋に、1で洗った野沢菜を丸めて詰めていく。
4.詰め終えたら2の漬け汁を回しかけて、袋の空気を抜いて漬け汁が全体に浸る
  ようにし、口をしばって漬け樽に入れて野沢菜の重量の3~5倍の重しをする。
5.1日程度で水が出てくるので、袋を手でもみ漬け汁を全体に回して濃度を
  均一にする。
6.5日~1週間で全体的にしんなりしてきたら食べられます。
  ジップロックなどに小分けして冷蔵庫で保存します。10日間以上漬けた方が
  味が馴染みますからより美味しくいただけます。

材料も調理もシンプルで簡単ですから、生の野沢菜が手に入るようでしたら
是非とも自分で作ってみることをお勧めします♪

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【12/15(日)開催】第12回「森のたまご」 [ ・「森のたまご」イベント]

ひなたCAFE、四葉社、OMソーラー㈱の有志スタッフ5名で、毎年2回開催
している、自然体験学習ワークショップ「森のたまご」も第12回を数えるまで
になりました。

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■第12回「森のたまご」フライヤー
今回のテーマは「秋色であそぼう」~秋色キャンドルとオーナメント~

ドングリを拾って森のたまごを育てる定番メニューの他、OMソーラー㈱の
地球のたまごを散策して秋冬の色々な植物を探して、思い思いにキャンドルと
オーナメントを制作していただきます。


今回は春~初夏に開催して大好評だったため、秋~冬の色を楽しんでいただき
たいと思っています。

第11回 春~初夏の様子はコチラです。
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■予めスタッフが用意した材料
春らしく柔らかく明るい色がたくさんありますね!


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■地球のたまごの庭を散策して収穫



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■まずはイメージを膨らませて自由にレイアウト



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■小さなお子様の真剣な眼差し



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自然素材を使って好きな様に自由に♪



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ワックスバーは溶かしたワックスを流し込んで・・・



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キャンドルの制作例



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「楽しかったひと~?」

「はーい♡」

いつもこの笑顔に準備の疲れも吹っ飛びますね~!



【開催日時とお申込み方法】
 開催日:12月15日(日) 13時半~16時半  ※受付13時~

 会 場:「地球のたまご」浜松市西区村櫛町4601 OMソーラー本社

 参加費:大人 1,000円  子供(3歳以上)300円
     一組でキャンドルとワックスバーが作れる基本セットをお渡しします。

 定 員:10組

 申込方法:info@omsolar.jp ※OMソーラー宛て
      okkasa@gmail.com ※ひなたCAFE 村松宛て

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南信州ジビエと温泉の旅 [ ・山梨県、長野県]

巷では3連休だったようですが、建設業界では土曜日が仕事なのは当たり前な中
当設計事務所も第1週、3週、5週の土曜日は出勤日となっています。

そんな訳でこの週末は日月曜が連休となったため、秋の南信州を旅してきました。

信州旅行は今年だけで春、春、夏、秋の4回目。
今回は、南信州の遠山郷へ南信ジビエと温泉を楽しむ一人旅となりました。


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■旧秋葉街道「和田宿」
秋葉街道とは、火防の神様を祭る「秋葉山」に通じる街道で、東京秋葉原の地名の
由来となっています。

また、秋葉街道はが採れない信州へ塩を運ぶルートになっていたため、「塩の道」
とも呼ばれていました。
現在の国道152号線のことで、浜松市東区から長野県上田市を結ぶ総延長264kmの
とても険しいルートで、通称「フォッサマグナ」と言う中央構造線沿いにあり、
信州との国境は破砕帯で非常に脆い地質で「青崩峠」と言われています。

地図では繋がっているように見えず、車が通行できか長いこと分からなかったため、
これまで通った事はありませんでしたが、友人がここを通って遠山郷へ釣行した記事
をfacebookで確認できたため、ようやく実行となったわけですが、以上の様な状況
から正直車で走るのはもう辞めようと思っています。



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■肉のスズキヤ
今回の目的地の一つがココ。
南信州遠山郷の山肉(ジビエ)羊の味付け肉(ジンギスカン)で南信州では
知る人ぞ知る有名なお肉屋さん。
美味しい味付け冷凍肉にすることで、JAや地域スーパーで取り扱えるようにした
ため、比較的容易にジビエを入手できるようになっています。

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外壁看板
残念ながら日曜、祝日は休業日のため、店内には入れず。

そのため、もう一つの目的地である道の駅「遠山郷」へ向かって、ジビエ料理と
温泉を目指しました。



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■遠山産鹿肉のステーキ
高たんぱく低カロリーで、身体を内側から暖める効能があるそうです。
鹿肉をいただいたことはありますが、塊肉でのステーキは初めて見ましたので
トライしてみました。


いわゆる家畜である、牛、豚、鶏、羊などのどれとも違いますし、猪のような
脂身もありません。
その分、歯ごたえがあり上質な赤身だと言うのは良く分かりました。



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■家での楽しみに
これらは肉のスズキヤさんが製造販売している、冷凍ジンギスカンと鹿肉です。
春スキーの帰りに遠山ジンギスカンをいただき、すっかりはまってしまい
とうとうお店にまで来てしまったわけです。


今回申し上げたいのは、単なる食レポではありません。

前回から課題提起している、中山間地の活用法であり、期待できそうな案として
体験してみた訳です。


家畜と違い、自然のものだけを食べて育った正真正銘オーガニックな食肉であり、
増えすぎた分を間引いて利用できれば、自然の循環としては適正だと思う訳です。
一方で、漁師の減少、食肉扱いでは無いことによる各種の問題がありますが、
ここでは上手く地域に活かしているように感じたため、何かしらの参考になれば
と思った次第です。


おまけ
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遠山産の野沢菜
道の駅「遠山郷」で生の野沢菜を見つけました。
1束1kgで120円。2kgで240円。
兼ねてから、自家製の野沢菜漬けを食べたいと妻と言っていたこともあり、自家製
野沢菜漬けに挑戦してみます。

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