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稼ぐ街づくり「オガールプロジェクト/岩手県紫波町」 [ ・学んだこと]

3週間、20会場で工務店やリフォーム店向けに講演をする東日本ツアーが
先週金曜日をもってようやく終了。

会場によっては1会場で3講演をしたり、午前は金沢会場で午後は福井会場など、
売り出し中のタレントになったようなスケジュールでしたが、インフルエンザの
脅威に脅かせられながらも滞りなく終えることができました。

そのため、土曜日開催のセミナーに招待されながらも、体力的に参加できる自信が
なかったため、参加表明できないでいましたが意外にも元気だったことから、開催
直前にfacebookで参加申し込みをし、非常に多くのことを学ぶことができました。

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■第1回リノベーションフェスタ@浜松

「ほしい暮らしは自分でつくる。」
リノベーションまちづくりは、自分たちのまちの未来を考えながら、
空き家や空き地などの遊休不動産をリノベーションし、魅力的な場所に変えることで、
自分たちの望む生活スタイルを自分たちの手で実現していくこと。

浜松市の中心市街地はこのままで良いのか?

「第1回リノベーションフェスタ@浜松」ではまちを体感し、
まちの人々の声を聴き、みんなでまちづくりを考える。 

主催:浜松市
共催:一般財団法人 浜松まちづくり公社、浜松まちなかにぎわい協議会

 

リノベーションまちづくりと言う取組みを知ったのは、一昨年2014年9月のこと。

建築・都市・地域再生プロデューサーの清水義次氏が起案し、率先して進め
北九州市小倉からスタートしたもので、少子高齢化社会を現実的に捉えた極めて
実効性のある事業でした。

これを採択し、進める決断をした浜松市行政には大いに期待が持てました。 

 

なぜかと言うと、これまで日経アーキテクチュア誌等で採り上げられていた物件の
背景が、これまでのリノベーションまちづくりシンポジウムで解説されたから。


今回のリノベーションフェスタ@浜松は、全部で4部構成。

第1部 第7回リノベーションシンポジウム@はままつ

第2部 リノベーションプロジェクト報告会

第3部 清水義次氏と岡崎正信氏によるクロストーク

第4部 リノベパーティ@浜松(懇親会) ※有料

 

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■会場はザザシティ浜松中央館5階
第3部までは無料と言うこともありますが、毎回これだけの参加者があります。
今回含めて計4回参加しましたが、いずれもはずれが無いため体調の心配が
なければ参加したいと思っていました。

と言うのも、、、

 

DSCF3092.jpg
■オガールベース(岩手県紫波町)記事/日経アーキテクチュア2014-9-25
このプロジェクト一連の記事が、何となく頭に残っていたから。 
今回の講演を聴き、あらためてバックナンバーを引っ張り出して記事を読み
返してみました。

しかし、今回のリノベーションシンポジウムに登壇したゲストスピーカー岡崎正信氏の
お話はとても深く濃いものでした。

あくまでも個人的な感想ですが、 これだけでも2万円以上の価値はあると思いましたし
4部の懇親会で岡崎氏に直接インタビューできたことや、他のゲストから色々と
価値のあるお話を伺うことができて、4~5万円以上の価値のある情報を
いただくことができました。

 

前置きが長くなりましたが、岡崎正信氏が述べられた要点については、次回の報告
としたいと思います(#^^#)


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箱根駅伝とひなたCAFEのジャム [ ・学んだこと]

新年明けましておめでとうございます。

2016年賀状(ひなたカフェ).jpg
■2016年賀状
年末から父親の健康が急速に悪くなり、緊急入院したものの治療を拒否するため、
担当医より「心臓がギリギリ動いている状態ですから、このままだと急変することも考え
られます」と都度、連絡をいただきました。

そのような理由で、年賀状を書くことを躊躇っていたのですが、年を越せそうな状況が
見えたところで、遠方の友人から年賀状を作成して参りました。

 

一方、休みに入った途端、風邪を引いてしまい微熱と咳のため、家で大人しくする
ことに決めたため、今年は例年の習慣を変えることにしました。

その理由は、新しいことに踏み出すため。

新しいことをするには、習慣を変えるのが手っ取り早いからですが、元日恒例の浜名湖
サイクリングを辞めて、車で行ってみました。 

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■元日の浜名湖「海釣り公園」
昨年ここで祈願したことは未達とは言え、6割は達成。
しかしながら、それによって得られた成果は8割の出来だったと思いますから、
今年こそ昨年達成できなかったことを実現させたいと願いました。 

何を願ったのか?どんな結果になるのかはこれからわかることですが、
改めて感じたことは、実行しないリスクのこと。

あれこれ頭の中だけで考えて、難しいことを理由に実行に移さない人がナント
多いことでしょうか。
実際に行動することで想像できなかった現実的な結果が得られ、次のためのヒントが
学べますから、また具体的な手段を打つことができ、目標達成に一歩近づきます。

 

そういう意味では、習慣を変えたことで新しいことを幾つか学ぶことができました。


一つめは、箱根駅伝をじっくりと鑑賞できたことで、 ルールや楽しみ方を知ることが
できました。

これまで観ることがなかった箱根駅伝を今年じっくり観戦することになった切っ掛けは、
昨年よりひなたCAFEのジャムをリピートして購入してくれるようになった、小中学校時代の
同級生の長男が主将として出ているから。

昨年、その同級生から頼まれたジャムを喫茶店で待ち合わせて渡す際に、アスリートを
息子に持つ母親として、日常の栄養管理にどれほど気を使ってきたかを教えてもらいました。
小中学校時代の彼女を知る限り、到底想像できませんでしたが、栄養学を学び食べた物で
身体が出来ることを知り、使用食材や調理法にはとても気を使っていたそうです。


その彼女が、「マサキのところのジャムは美味しい!」と言って認めてくれて、ジャム、
ジンジャーシロップ、生姜の佃煮をリピート購入してくれるようになったわけですが、
商品を渡す際に子供の頃の昔話に加え、箱根駅伝にまつわる裏話などを聞かされて
とても興味が沸いてきたことから、じっくり腰をすえて観戦することしたわけです。

現在はデジタルテレビですから、dボタン戦況ルール運営方法を調べながら理解を
深めていきながら、背景なども分析しながら見ていました。
僕自身、学生時代は体育会の少林寺拳法部に在籍し、大学の学生連盟委員として大会の
運営を行なっていましたから、バックヤードの大変さと楽しさも知っていますから、それらと
対比しながら観ることができました。

 

二つめは、命の残り時間がハッキリとわかる状況の父親の様子を見て、人が人生の終盤を
迎えるあたり人間の本能に何をさせるのかが少しわかったことです。
これを知ることで、自分が何を用意し、どんな準備をしておかなければならないのかを
考えることができそうです。


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佐鳴湖で生物多様性を学ぶ [ ・学んだこと]

佐鳴湖で「生物多様性」について泉健司先生から学んだ件、後半です。

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■フィールド見学 in 佐鳴湖西岸
座学で学んだ後は、午後からは実際に佐鳴湖のフィールドへ出ての実地検分。

佐鳴湖の歴史に詳しい方(お名前は失念しました)によると、園路より内側は佐鳴湖の
湖底を浚渫(しゅんせつ)した際の堆積物で出来ているそうです。 

そのため、生えている植物は殆どすべて帰化植物なのだそうで、生物多様性の観点
からみると、「不毛な地」と評されるようです。 

 

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■ゴキヅルの実
ゴキヅルと言う植物で、帰化植物ではなく在来種。
名前の由来はゴキブリと同じで、ゴキブリとは「合器」に「かぶりつく」様子から名付け
られたそうです。

 

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■合器(ゴキ)の由来通りの実
こんな風に「パカッ!」と気持ちよく二つに割れます。
合器とは蓋付きの椀のことで確かに似ていますね。

こんな何でも無いような草にまつわる話でもとても面白く、中々前に進めません(笑)

 

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斜面のこんなところも歩きました。

ここは初めて歩きましたが、ボランティアで道を作って下さっている方がいるそうで、
お陰で珍しい竹を見ることができました。 

 

最後に、自然環境面での多様性についてまとめ。

1.都市の多様性・・・ごく限られた種類の生物が暮らしている。
              日本の野生種よりも、帰化生物や園芸品種の方が多く生息。

2. 奥山の多様性・・・日本の在来野生種がほとんどを占める。
              多様な生息環境が、地形や地質、微気候などで形成される。

3.里山の多様性・・・人工環境と二次的自然、残存的自然が入り組んで存在する。 


【回復や保護の手法について】
都市、地方、地域により、残されている自然環境はさまざま。
そのため、生物多様性の観点で回復や保護の手を加えるにしても、闇雲に植物を
植えれば良いわけではなく、地域の特性に合った手法で行わないと効果が少ない。


環境ISOと言われるISO14000では、今回の改正で「生物多様性」が盛り込まれた
ようですから、 企業においても生物多様性について知る必要性があります。
中身は深いですから、今後も継続して知識を深めていかないといけないですね。


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【重要】生物多様性の深い部分を知って欲しい [ ・学んだこと]

C-CAFEオーナー 木村智子さんからのご紹介で10月10日(土)
SAVE JAPAN プロジェクトによるイベント

生物多様性ってなんだろう?
~自然保護のルールとマナーを学ぼう!~

に参加し、植物コンサルタントの泉健司先生より、「生物多様性」について
丸1日学びました。
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会場は、佐鳴湖公園 北岸管理棟
定員は、30名(無料)


朝10時から午後4時までの1日間と言えど、通常行なっているのは4日間分の内容
とのことで、中学生以上の大人を対象に圧縮した内容だったそうです。 

■講座スケジュール

10:00 講座スタート 

10:20 座学
      1)生物多様性の基礎知識(ルールとマナー)
      2)事例紹介

12:20 昼休憩

13:20 フィールド見学/佐鳴湖西岸を歩こう

15:45 管理棟に戻る

16:00 終了


「生物多様性」については、このBlogでも何度か取り上げたことはありますが、
正式に学んだことは無かったため参加することにしたわけですが、正直、思っていた
以上に生物多様性とは深いものでした。


一般に知られているのは、

1.種の多様性 ⇒ 色々な生物がいる

2.生態系の多様性 ⇒ 色々な生物が住めるよう多様な環境がある

この2つだけではないでしょうか?
その他、3つ目として強調して教わったのは、

3.遺伝子の多様性 と言う概念。 

 

遺伝子の多様性・・・。

ちょっとわかり難いですよね?

身近な例で言うと、「ヒト」と言う種を保存するためには、 一つがいの男女だけでは
NGだと言えばわかりやすいかもしれません。
つまり、あなたのお父さんとお母さんだけでは、あなたの兄弟姉妹しか産むことが
できませんから、あなたの両親だけでヒトと言う種を保存することはできないと言うこと。

同じように、カワウソにしても、トキにしても1つがいのペアだけでは、種の保存は
できないと言うことですが、さらに深いですよ。

 

例えば、メダカ。

日本のメダカは、遺伝学的に見ると

北日本集団(キタノメダカ)

 

南日本集団(ミナミメダカ)

の2集団に大別されるそうです。

この2種類は、形態的には殆ど見分けがつかないのですが、遺伝的には
ヒトとチンパンジー以上に異なります。 


遺伝的には大きく異なるのに、見分けがつかない程似ていると言うのが大きな問題を
含んでいます。

と言うのも、この2種間は交配が可能で掛け合わせるとハイブリッド種が生まれる
のですが、 ハイブリッド種は子供を産むことができないのだそうです!

 

淡水魚のこの2種を分けるのは日本の地形で、日本海側と太平洋側で分かれている
のだそうです。

例えば、東京に作ったビオトープのメダカ(ミナミメダカ)を増やそうと、好意であろうと
新潟のメダカ(キタノメダカ)を持ってきて、放流するとその水系のミナミメダカは
絶滅する可能性があると言うことです。

 

仮に東京のメダカ(ミナミメダカ)が多少残ったとしても、ミナミメダカ種を保存するには
数千以上の遺伝的多様性が無ければ、世代交代をするに従って近親交配が進み
結局は絶滅するわけです(@_@)

ですから、シベリアタイガーにせよ、クロサイにせよ、ホオジロザメにせよ、個体数が減る
と言うことは、種の保存が難しいと言うことを意味しているわけですね。

 

こんなことを午前の2時間で足早に学び、午後からは佐鳴湖西岸でフィールドワーク。
いわゆる実地勉強しました。

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■佐鳴湖公園 北岸管理事務所をスタート

長くなったので続きは次回とさせていただきます~(#^^#) 


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9/27(日)TEDxHamamatsu初開催! [ ・学んだこと]

「TEDxはイベントではなく、コミュニティですよ!」

TEDxHamamatsuのボランティアスタッフを務める友人から、TEDx(テデックス)の
本質を聞き、早速パティシパントへ応募。
2倍近い倍率の中、参加させていただくことができました(^O^)/

 

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■アフターパーティーの参加ノベルティ
ここまでやるとは!本当に凄いですよね?
TEDからライセンスを取得したのは、ナント昨年10月とのこと。

ここでは紹介し切れないほど、HP、facebookページ、会場設営、印刷物のすべてが
TEDのレギュレーションを踏襲していました。

 

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■カンファレンス会場エントランス
プレゼンテーション会場は、静岡文化芸術大学。
西エントランスから入場し、スマホをチケット替わりにして入場チェックします。

 

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■西ギャラリー
エントランス脇の西ギャラリーには、ウェルカムドリンクの他、ドーナツやお菓子が
用意されていて、開演までの間ここで談話を楽しみます。

そうとは知らない私が到着したのは、開演15分前(汗)
ドーナツ一つと熱々のコーヒーを飲み込んで、カンファレンス会場へ移動。

 

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■カンファレンス会場
プレゼンテーションが行なわれるカンファレンス会場は、同大学の講堂。
TEDのイメージカラーである「赤」と、TEDxのモチーフ「X」が各所に散りばめ
られていて、否が応でも期待が高まってきます。  

 

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■セッション2終了時の光景
MCはK-mixパーソナリティの加藤ジュンさん。
パーティーの際、「みんなの19ホームルーム、いつも聴いていますよー♪」
と挨拶させていただきました(笑)

写真は4人めのスピーカー、静岡大学副学長の木村雅和氏。 

「出る杭を伸ばす教育論」

に強く共感したため、パーティーの際、名刺交換ついでに幾つか質問をさせて
いただき、僕の意見も伝えてお話しできました。

 

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■エンディング
6人すべてのスピーカーによるプレゼンテーションが終了し、 スピーカー、スタッフで
記念撮影。
この後、パティシパントの僕らもステージに上がって全員での記念撮影。

そして、、、TEDxの本質であるアフターパーティー会場へ。

用意されたバスに乗り、文芸大から浜松駅前の遠鉄百貨店新館13階へ向かいました。

 

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■スぺーカー全員による鏡開き
花の舞の樽酒をスピーカー全員で鏡開き。
このお酒をノベルティの一合マスでいただきました。

 

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■一番人気だったスピーカーの水野仁輔氏
あまりにも意表をつくお話しの展開に会場の頭の上には「???」が。
しかし、すべてを話し終えると話の内容には全員が納得!

すると次の疑問は、「水野さんは一体何者?」「何の仕事をしている人?」
と言うことで、パーティーの席では列が出来ていました(笑)


とは言え、他のスピーカーの方のお話し、パフォーマンスもまた面白く、とても
参考になるアイディアをいただくことが出来ました。 

 

パティシパントの他、運営スタッフの方々とも交流し、自己紹介をさせていただくと
「おー、ひなたCAFEさんですか!」とか「ブログ拝見したことありますよ!」と
偶然にも知ってくれている方に多数お会いできて楽しかったです。

また、ここで新たな出会いが生まれました\(^o^)/

 

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■TEDxHamamatsuオーガナイザーの河口哲也氏
河口さんたった一人の想いがこれだけ多くの仲間を巻き込み、 たった一年足らずで
ここまで持って来られたことに改めて敬意を表します。

本当にお疲れ様でした!
そして、ありがとうございました<(_ _)>
 


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9/27(日)TEDxHamamatsuに参加します♪ [ ・学んだこと]

TED(テド)

この文字から皆さんどちらを思い浮かべましたか?

A.クマのぬいぐるみの映画

B.スーパープレゼンテーション

 

「浜松でTEDが開催されるけど知っている?」

と身の回りの何人かに聞いたのですが、殆どが人がAの方をイメージしていました(笑)

もちろん、今回の話題はBの「スーパープレゼンテーション」の方なんですが、 
ご存じ無い方のために簡単に説明するならば、正式にはTEDカンファレンスと呼ぶもので、
Technology(技術)、Entertaiment(エンタメ)、Desgine(デザイン)界で革新的な実績を
残した人達が講演を行ない、動画配信を通じて世界中の人に知識を共有するイベントとして
発展したものです。

有名な講演者は数知れず、元アメリカ大統領のビル・クリントン、Amazon創業者のジェフ・
ベゾス、英国ヴァージングループ創業者のリチャード・ブランソンなど・・・。

 

TEDx(テデックス)は、 TEDのコンセプトを受け継ぎライセンスを得て開催
されるTEDの地方版のようなもので、世界中の地域でアイディアの共有を図るために
実施されているようです。

そんなTEDxがまさか浜松でこんなに早く開催されるとは! 

と思っていたのですが、運営ボランティアの友人から


「TEDの本来の価値は、動画で観ることではなくパティシエント(受講者)として会場に
 行き、講演後に開催される、講演者(スピーカー)とのアフターパーティーで他の
 参加者と交流するなんです」

と教えてもらったことから早速応募しました。


パティシエントはお金を支払えば誰でもと言うわけではないようで、アイディアを広める
と言う趣旨から、現在何かに取り組んでいる、取り組もうとしている人や情報発信力が
ある人が選定されるということで、応募フォームに自分が取り組んでいることを一生懸命
アピールして、何とか参加できることになりました。

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開催:9/27(日)TEDxHamamatsu in 静岡文化芸術大学 講堂

入場チケットはスマホらしいです。

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■入場チケット
未だによくわかっていません・・・(笑)
スタッフに見せるのか、かざしてチャリーン!とかやるのか?

ちなみに、パティシエントの応募は終了していますが、無料のパブリックビューイング
募集が今日(9/21)までのようですから、時間と興味のある方は申し込んでみたら
いかがでしょうか?


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母は本当に危険な状態だった…。 [ ・学んだこと]

前々回、日本の救急医療体制の凄さを物語るエピソードを紹介致しましたが、
今回はその後の経過後日談です。 

入院している母親の担当医と始めて面談できることになり、お見舞いを兼ねて
診断内容と治療の経過説明を聞きに
磐田市立病院行ってきました。

結論から言うと、母の希望に従って救急要請をしなかったら、翌日には間違いなく
天国だったそうです・・・(@_@)
 



救急車で運び込まれた際は、ショック症状だったそうです。

医学用語で言う「ショック症状」とは、血圧が下がってにそうになることで、身体の組織循環が
細胞の代謝要求を満たさない程度にまで低下するなど、重度かつ生命の危機を伴う病態のこと。


胃カメラの画像を見ながら説明を聞いていて改めて青くなりました。

画像には、胃内壁にある直径2cmほどの潰瘍部分から赤い1本の線が確認できます。
それは胃を取り巻く動脈からの出血で、「ドクドク」とか「ジワー」と言うイメージでしたが、
実際は、「プシュー」と言う感じの大量出血でした。

 

私「あの先生。この状態で翌日まで持ちましたか?」


医「(笑いながら)いや、無理無理!間違いなくお葬式できたよ!


私「・・・・・」

 

私と嫁さんの判断と行動で母親が延命出来たと確信できた瞬間でした

母親の体重は、平常時で41kg。
通常、体重の7~8%が血液の量ですから、3.3リットル前後の血液が身体を循環して、
身体の各組織に酸素や栄養を運びます。

通常は、全血液の1/3以上を失うとショック症状に至り、1/2以上で死に至るようです。

 

母親はフラフラしてまともに立てない状態だったそうですが、それもそのはず。

治療は、まず出血部位を電気メスで焼いて止血し、2日間で全血1,500cc。
全血だけだと身体に負担がかかるため、生理食塩水かぶどう糖液かは不明ですが
500cc加えて合計2,000cc注入し、1週間後には正常値になったそうです。

 

3.3リットルのうちの半分近くが出血して失われていたわけですから、
良くも意識を失わず生きていたものだと思いました。

担当医は、当たり前のように説明してくれましたが、治療時は緊迫していたことが
想像できます。

 

休日の夜でしたが、正確な診断、適切な治療が行なわれたことで母親は命をつなぐ
ことができたと改めて感謝する次第です。 


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伊豆高原で2年半ぶりの浜野さん [ ・学んだこと]

この週末は、急きょ誘われて伊豆高原へ。
ここの所、週末はほぼ妻のジャム作りを手伝っていましたから、軽い夏休み気分を味わう
感じの小旅行を楽しみました。

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■帰路の狩野川/伊豆の国市
この岩山を見ると、「狩野川100kmサイクリング」イベントを思い出します。
 
狩野川100kmは今年で16年目を向かえるそうですが、今回の伊豆旅は自転車ツーリズム
と言うコンセプトで、サイクリングによる地域観光商品として、「狩野川100kmサイクリング」を
提唱し運営している、株式会社コンセプトの佐藤さんからのお誘いで、浜野安宏さん主演、
脚本、監督の映画「さかなかみ」の上映会&トーク&懇親会に参加するのが目的でした。

 

■映画「さかなかみ/SAKANAKAMI」予告編
昨年、BSフジで放送されたものを録画して観ていますから、ストーリーも見所も
わかっていますが、丁度休みも取れたし本人が来ると言うことで参加することにしました。

今回は大スクリーンでの上映だったこと、2度目、最後に制作者である浜野さんのコメントを
聞いて、ようやく制作意図がわかってきました。


この映画は、娯楽映画として観たら大変失礼ながらワクワクするような面白さはありません。
かと言って、河川保護やサケ漁業に偏った魚類保護に関するドキュメンタリーでも
ありません。

浜野さんの友人である、パタゴニア創業者イヴォン・シュイナード氏がこの映画を

「これはメッセージだ!」

と称した通り、浜野さんのメッセージ映画として観ると納得がいきます。 
浜野さんの小説「さかなかみ」を題材にしているとは言え、浜野さんが自費で制作したのは
これが彼からのメッセージだから。


それと、映像の美しさはさすがに素晴らしく、できるだけ真っ暗にして大スクリーンで観た
方がメッセージも伝わりやすいと思いました。 

 

映画終了後のコメントで、映画だけでなく今話題の「新国立競技場問題」にも触れ、
総理が白紙撤回を決める前に描いたコンセプト案についても話してくれました。

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「誤解する人も多いですけど、これを作りたいと言うのと違うんです」

ここからの説明は非常に難しいのですが、TSUTAYA代官山蔦屋書店を手掛けた、
CCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)代表 増田宗昭氏が言う

「企画とは相手の理解の外にある」

と言う表現が、最も的を得ていると思います。

何しろ、 浜野さんはCCCの増田社長に最も影響を与えた人ですし、実行していることは
浜野さんが言っていることそのものだから。

 

ドーム式競技場の部分は浜野さんにはどうでも良く、必要なキャパや規定を満たす競技場が
あり、その周囲には、人が自然に集まり、賑わう仕掛けが必要だと言うことだけ。

そうすれば、法外が建設資金も不要だし、負の遺産を残すことも無いと言いたいのです。
つまり、規模と建築意匠(いわゆるデザイン=建築の造形)だけで決めたことに強く反対して
いるわけで、そこにヒューマンスケールを超えた大きさと言う観点で最初に問題提起した
のが、建築設計の重鎮 槇文彦氏でした。


それまでは、どちらかと言うと建築界での話題でしたが、問題が一般の方に広まったのは
中途半端ではないレベルまで膨れ上がった建設費が明るみに出たあたりでしょう。

「この建設計画はどうやったら止められるだろうか?」

と仲間打ちで話していたのですが、安保法案のタイミングに加え、中途半端でない建設費、
加えて、キールアーチの基礎アンカー部分に都営「大江戸線」があり、物理的な問題が
公になってきたことが決定要因だったのではないかと思っています。

 

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■イタリアンレストランでの懇親会にて
伊豆の国市の市議になられた内田さん(左端)とは下田以来にお会いできたし、
コンセプト佐藤さんとは宿と車中で色々とお話ができて、もの凄いアイディアを
いただいちゃいました\(^o^)/

懇親会では、隣に座った浜野さんに映画制作で気になったことや制作秘話なんかも
聞くことができて良かったです。


旅気分の出張でしたが、期待以上の収穫があり、やはり行く判断をして良かった
です。
浜松だけで「じー」としていても、中々ブレイクスルーできるアイディアは無いし、
結局のところ、人が縁を繋いでくれるんですよね~(#^^#)
 


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いよいよ浜松の街中が変わりはじめる! [ ・学んだこと]

日曜日の午後、ザザシティ中央館5階で開催された、2回目となるリノベーションスクール@浜松
最終プレゼンを聴いて参りました。

「リノベーションスクール」とは北九州市で産声をあげた、中心市街地の遊休不動産を活用し、
低イニシャルコストと投資リスクを分散させることで、気楽に事業を始めて、早期に投資を回収し、
人が集まり儲かる街の成功モデルを作り、その輪を徐々に外へ広げて行くと言う取組みを学ぶ
場のこと。 

DSCF4351.jpg
■最終プレゼン会場の様子
行政、不動産オーナー、金融機関、事業者、学生を中心に、浜松を良くしようと言う志のある人、
様子見の人、期待を持って後押しをしようとする人が集まっていました。

3日間の有料スクーリングを通して、具体的な3つの遊休不動産を活用したビジネス提案を
し、不動産オーナーの合意を得て、具体的にビジネスを動かすために行なうものです。


そんな基本的な考えは理解していましたが、今回のスクールでどうなっていくのかが今一つ
ハッキリしなかったため、最終プレゼンを聴き、今後の方向性を定めようと思いました。

 

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■プレゼンの様子
ユニットAチームによるプレゼンの様子です。
初回プレゼンは8分間。
具体的な不動産案件を元に、チーム全員で活用のアイディアを出し合い、事業コンセプトに
まとめ、投資計画を策定し収益シミュレーションをして提案に臨みます。

8分間のプレゼンが終わると、各ユニットのアドバイザー的な立場のユニットマスターやサブ
ユニットマスターが12分間で具体的なアドバイスをしてくれます。 

 

プレゼンに臨む前にはユニットマスターやサブユニットマスターからの厳しい指摘があり、 
それらを明確にしたり、具体的に解決する手段を導いたりして、リアリティのある提案に練り
上げていくわけですが、さらに他の視点から改善点を指摘してもらい実現化と成功に結び
付けることになります。

 

ひなたCAFEは12年前に僕が起案し、妻の協力を経てスタートした事業ですが、その際に
想い描いたビジョンや思想とほぼ同じでした。
それがもっと大きなうねりとなって日本各地で始まったわけで、その大きな波と私達の
起こしたさざ波が一つになりそうな気配を感じています。

リノベーションスクールの発起人、清水義次氏は「5年10年かけてやっと形になるもの」と
初回で説明されましたが、まったくその通りだと思います。

大きなうねりがどのような形で、どこに向かって進むのかを確認し、目指すべき方向性が
同じであれば自ずと合流することになるでしょう。
それには、私達がしていることの価値をもっと上げることが今やるべきことだと言うことが
わかりましたから、慌てず騒がず価値向上に取り組んでいこうと思いました。 


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母校の先生がノーベル物理学賞! [ ・学んだこと]

今日の記事はこれしかないでしょう!

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■2014年10月8日付け 静岡新聞 朝刊1面より 

名城大学の少林寺拳法部OB会の席で、名城大学職員として残られた先輩から

「青色LEDの赤崎先生他、ノーベル賞候補の先生がいるんだよ!」

と聞いたのが16年前。


それ以来、毎年この時期の発表がとても楽しみでした。

 

大学卒業後、東京本社の建設コンサルタント会社に入社し、公共空間の景観デザインの
仕事をして浜松にUターンしたわけですが、大学4年生の秋に少林寺拳法部顧問で
理工学部教授の町田先生(故人)から、

「職員として大学に残らないか?」

とオファーをいただきました。 

 

3年の夏合宿で部幹部としての役割を決めるのですが、運営を任される立場になり、
春夏の合宿や遠征の段取りで顧問の先生と直接打合せをしていました。

なぜかとても目にかけていただいたのですが、その時は公共事業に携わる方が
魅力的だったため辞退しました。 


その後、建設コンサルタント会社を退職し、浜松にUターンしたわけですが、
3年に一度開催される少林寺拳法部OB会で大学職員になられた先輩から、
大学全入時代にあたり学校経営のビジョンを知らされていました。

その話を聞いた際、僕もコンサル出身ですから、 


「それってどこかのコンサルからの提案ですか?」


と質問したところ、 


「いいや、大学側で意見を出し合って考えたことだよ」


と楽しそうに話してくれたことが印象的だったんですよね~♪

 

赤崎先生の受賞が嬉しいのは国民として大学卒業生としては勿論ですが、裏方の
支援についても赤崎先生が受賞の際にコメントして下さったのが嬉しかったです。 

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「父親から『好きなことをやれ!』と教わったがまさにその通り」赤﨑先生談

直接教わったことはありませんが、偉業を成し遂げた方からは色々と学ぶことが
多いですね(#^^#) 


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